設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

今年の漢字。。

2016年12月13日 15時04分15秒 | 独り言
今年の「漢字」は、「金」だそうで・・・
ええーーー??そうかなあというのが感想ですが。。

自分の中では、今年1年の漢字、なんだろうと
思ったのですが、もうこれしか浮かばない・・・

「老」です・・・
なんじゃ、「老」って??って感じですけど、
そのままなんです。
今年は、実母の介護というか行く末というか
それに頭悩ませ、振り回された(うん、こういう表現ピッタリ!)
1年でありました。。

父が亡くなってから独居老人となっていたのですが、
あれよあれよと出来る事が出来なくなる。
子供と真逆です、老人というのは・・・
昨日、出来ない事が出来た!!!というのが子供(⌒▽⌒)
昨日、出来たのに今日出来ない!!!というのが老人( ̄ー ̄;

今年の初め頃に、やたら実家中が凄い事になり初め・・・
本人状態も、まるで赤ん坊のつかまり立ちからの後退へのハイハイ歩きへ・・
「そろそろ限界・・・・・」と姉と話し合っていましたが、
とうとうゴミ屋敷化の中でのハイハイ生活・・・(凄いです、現実は・・)
結局、姉と奔走奔走で一時、老人介護保健施設という
いわゆる「一時預かり所」的な所へ入所。
その後、ゴミ屋敷売却だの、特別養護老人ホーム探しと奔走し、
現在、やっと一応、身体状況さえ合えば永久にいられる
特別養護老人ホームへと入所になりました。。。
書いているだけでも疲労・・・

一人の人間の生活拠点を移動させる。
これって、普通の大人なら何でもない事。
多分、上記の出来事も普通の感覚なら普通なのでしょう。
何が大変って、身体状況云々じゃなく
「自分の考えが全くない」こういう人間を動かすというのが
本当に本当に大変です。実母は、こういうタイプなので・・・

「何でも適当にしてくれればいいから」
とかく今の老人の方達って、こういう事言うのですよね。
自分がいなくなった後の自宅とか荷物とかお墓の事やら云々・・・
「適当にやってー」
これほど、残された者達にとっては、厄介はありません。

今回の事で、うーーーーんと勉強になったのは、
結局、人間、生まれる時も大騒ぎ、いなくなる時も大騒ぎ。
そっと生まれて、そっと消えてなんてありえないなのだなあと。
生まれて来る時は、仕方ないとして、消える時には
なるべくなるべく周囲が楽なようにしておきたい。
しみじみこう思いました。
まずは、こう言っては、元も子もないけど、何をするにも
ともかく資金資金。これだけは、ないと駄目だなあと。
後は、難しい事はないと思うのです。
ともかく「自分の考えをきちんと出す」
勿論、一方的な考えで周囲に迷惑をかけてはいけないけど
「ここまでは、出来るけど、ここから出来ない。
 これはやりたいけど、無理だろうか。」
自分の考えや意見がなければ、話し合いにもなりません。

昨日まで出来た事が今日は、出来ない。
多分、自分にも来るでしょう。
その時に焦りまくって、動けない身体と頭でハラハラしない為にも
今回の事は、「良い勉強になった」と思い込ませてます。。
こう思わないとやっていけない!!というのが本音でありますが(>_<)







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