ゴジラ映画は銀座で観ることにしている。
それが1954年に破壊された日劇でなくても、日劇から変わったものの1984年にやはり破壊されてしまったマリオンでなくとも、ゴジラ映画の聖地は、ゴジラなんて屁とも思わないトー横キッズのたむろする新宿では断じてない。
それは「ゴジラ映画鑑賞法第27条1項」に明記されている上に、2016年の「シン・ゴジラ」から7年後の新作「ゴジラ-1.0」のゴジラも正しく銀座を襲撃してくれるのを観ても明らかだ。
というわけでTOHOシネマズ日比谷に行くと、ん❓以前ここにあった巨大な「-1.0」の像がなく、60センチくらいのモデルに変わっていた。
う〜ん、サイズが小さくなってもなかなかの迫力、欲しい❤️
「シン・ゴジラ」は120mの巨躯、ハリウッド版のゴジラもそれくらいデカイが、今回の「-1.0」は1954年の「初ゴジ」と同じサイズの150尺(約50m)で、原点回帰の恐怖の象徴・荒ぶる神のごとき佇まいで、太平洋に散った英霊たちの魂の化身として戦いから逃げた「神木隆之介」くんに襲いかかる。
しかしこの「-1.0」は1954年の「水爆大怪獣」とは違い云ってみれば「原爆大怪獣」で、それは1946年夏に行われた米軍の「クロスロード作戦」のうち2回目の水深27mの海中で爆発した「ベーカー実験」の21キロトン級の原子爆弾の影響で怪獣化したと思われ、縄張りの「大戸島」を離れてマーシャル諸島まで遠征したところで、トリニティ実験、広島・長崎に次ぐ史上5番目の核爆発に見舞われたのだ。
おっと、ネタバレするような無粋なことはもう言いますまい、観ればわかる👍マニア以外の方は泣いてくだされぃm(__)m
「神木」くんと「浜辺美波」ちゃんの朝ドラコンビ効果か、Gファンではなさそうなご年配の方々(かあちゃん含む)や若者までもが涙を拭っている姿が多々見受けられました。
「山崎 貴」監督よくやってくださった、魅せるところはしっかり見せてくれて、「伊福部」ミュージックも「ゴジラ」「キングコング対ゴジラ」「ゴジラ対モスラ」とマニア感涙のチョイス、これまでのゴジラ史を理解している者には納得のオマージュの数々、こりゃハリウッド版の「ギャレス・エドワーズ」が悔しがるわけだわ。
あと最低でも2回観てから気がついたことを書こうと思うが、これから観る人にも、ぜひ「浜辺美波」ちゃんの首筋の痣が何なのか注意して観てもらいたいと思う次第。
観終わって劇場を出て日比谷シャンテをちょっと覗いたら⁉️
おお、あの巨大な「-1.0」がいるではないか\(^^)/
おお、あの巨大な「-1.0」がいるではないか\(^^)/
そしてマリオンにも。
死なないゴジラは次回作もあるのだ。
シン・ゴジラ🆚-1.0なんてね😁