あきらめた 試合

そういえば、つい最近、年に一度の大きい空手の大会があったのです。
それにふれなかったのは、本当に怒り狂ったため（笑）
空手に興味が無い主人でさえ、あまりの落胆と憤りが隠せないようでした。

子うらんも負けました、まぁ最初から
「全く闘志が感じられない試合」でしたので、
がっかり度は高めでしたが、相手も強かったですし（優勝）
仕方ない部分もありかな・・・と。
主人は怒ってましたけどね。
突き一つ、蹴り一つに、勝ちたいという執念が一つもなかったですから。
負けてもいいから　早く終わってしまいたい・・・
そんなオーラがビシビシ

最大の怒りは妹うらんです。

今まで全戦全敗ですので、
期待もしていないし、（失礼？）
自分なりに頑張ればいいと思っています。



が。



初戦「あれ？勝っちゃった？」
っていう試合展開。
妹うらんの、いいところがちゃんとでています。
さて、結果はどうだろう・・・


妹うらんに２本旗があがりました。が、残り三人は「引き分け」
という事で延長になりました。


帯がほどけていたため、主審が直してくださいました。
そして「延長だからね」
って軽く声をかけてくださいました。
そのときです！





う～ん・・・・と首をかしげた妹うらん。




なんだ？なんだ？
主審ももう一度確かめます。「延長するからね」



首をかしげたまま、家でよくやるような「もう私・・・駄目かも・・」ポーズ！
嘘だ！そんなのにだまされちゃ駄目だ！主審はやく延長するんだ！


はっきりいって、ほとんどダメージをもらわず、うまくかわして試合したのです。
今までみたいに　目を覆いたくなるほど　打たれっぱなしなんてなく
逆にあいてを打って、蹴って、当たって・・・！


延長したくないなぁ～っていう気持ち、でてしまったんです。
あやつの、一番の欠点。
面倒なことやりたくないな～。


そして、なんと、「戦意喪失」で延長なしの負けが決定。





ゆ。。。。。ゆるせん！






とまぁ、こんな感じで。
帰ってから、どんだけこっぴどく怒鳴ったか。
負ける事なんて　たいしたことじゃない。
あきらめることが　一番やっちゃいけないことだ！！！
あきらめるなら　最初からでるな！


次の日の空手の稽古でも、負けオーラの子うらんをはじめ、たくさんの子が怒られましたが、
群を抜いて怒られたのは　妹うらんでした。

今まで一緒に稽古してくれた人にも、先生にも、
相手にも失礼だ！　だったらでるな！！！とね。

今まで、こんな試合見たことありません。
自分の意志で、延長やめるの（苦笑）




親として色々考えました。
怒った私も、単なるエゴかな、とか。ずいぶん。
でも、出ると決めたからには、戦わないといけない。
負けると分かっても（いやいや勝っていましたが）
あきらめたら　おしまい。

やっぱりこの部分は空手をやっている以上、分かって欲しいな・・・・。





来年も、同じように、大会が開催され、二人が頑張りますように・・・と祈って
大会が終わったのでした。