明日、世界が 滅びるとしても
今日、あなたは リンゴの木を植える
（開高健の言葉で、もとはマルティン・ルーターの言葉と言われているが不明）
あちこち引用された言葉。
言い回しも色々微妙に違うのだけど、
まぁそれは置いておいて。
いろんな解釈ができると思うのだけど、
この言葉を見た時に、ああ、私もこありたいと思った。
もし明日世界が滅びるとしても、
ああ、あれをすれば良かっただとか、
あの時、あんな事をしてしまったとか、
こんな事になったのは誰のせいだ！とか
そんな事じゃなくて、
りんごの木を子供と一緒に植えようか。
きっと妹うらんは言うだろう
「私がりんごを嫌いなの知っていて、植えるわけぇ？」
子うらんは言うだろう
「俺好きだもん！俺一人で食べるもん！」
私は言うだろう
「喧嘩するなら、誰にもあげません！お母さん一人で食べます！」
聞こえるだろう
「私最初から食べないもん！」「エーずるい！お母さんばっかり！」
あれれ？楽しいりんご植えがだんだん険悪に・・・
泣いている人もいるぞ・・・
「一番最初のと二番目のはおばあちゃん達にあげようね。
きっと喜ぶよ」
そうして、二人は「それがいい」と言うだろう。
うふふと想像して笑うだろう。
最後の最後まで、やっぱり子供達を怒ったり、なだめたり、笑ったりするんだろうな。
その続き、
やっぱり明るい朝がくる。
その次も、その次も。きっとね。