プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

< ゴシップ 彼女が知りたい〇〇のこと >

2022年04月18日 | ドラマ。
1月期のドラマは久々に数が多かったので、一番見続けなさそうなドラマを
選んで見始めた。(←録画を)
そしたら最初に選んだこのドラマがけっこう面白くて、ほぼリアルタイムで
見続けることになった。誤算。

今まで黒木華はいい役者だが好きじゃないと言い続けてきたけれど、
もう抵抗は止める。見てて面白いわ。この人。
今回の役柄は、なんていうんですか、自閉症気味なのかと感じる人物造型。
外見もかなり癖が強く、やっぱり上手い役者じゃないと映えない役柄だったと思う。
上手いからこそこういう役柄、こういう話でも説得力が生みだせた。
しかしわたしは「クロキハナ」と呼び続けることであろう。

意外だったのは溝端淳平。
今まで頼りない弟キャラでしか見たことがなかったと思ったが、
(といってそんなにたくさん見たわけではない。「天国と地獄~サイコな2人」とか)
今回は「男」の役で、ヒーローではなかったが、いい男風でした。かっこよかった。
へ~~~~と見直した。わたしはギャップに弱い。

野間口徹が珍しくいつもいる人の役で嬉しかったー。めったにない。
彼は1時間ドラマのうち3分くらい出て来る敵役とか多いじゃないですか。
それが主人公の仲間。珍しく家庭など背景がある人の役。得した気分。

あとはりょうも好きだった。久々に見たと思ったら、すごく魅力的な役。
可愛くて、ミステリアスで。野間口徹とうまく行って欲しいなあ。

唯一、いまいちといえばいまいち……だったのがあの女の子。
悪くはないんだけどね。役柄的にしょうがないかもしれないが、
魅力的とはいえなかった。こういう女の子の役はそうなりがち。

あ、生瀬勝久がね。
最初「1話でいなくなるのかい!」とつっこんだが、
最終話で「ここで出て来るのかい!」とつっこんだ。
ある意味ちょっと気の利いた出し方ではあったと思います。

ネット社会の現在に焦点を当てている話なので、すっきり解決しないのは仕方ない。
最後の終わり方を見ると、すっきり解決しないのはそういう理由だけか?と
言いたい気持ちもあるが、不問に付す。

ええええっ!カメラマン、佐藤浩市の息子!?
いやー、あのお父さんのごつさを全く受け継いでいないねえ。
佐藤浩市は若い頃から、アクの強さを感じたものだが。
今回の役では普通のイケメンのお兄ちゃんで、特にひっかかるところはなし。
でもこれからだろう。


11話楽しませていただきました。








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