うさぎ穴便り

タラッタ、ラッタラッタ♪うさぎのように耳をたてたて、お鼻ひくひく。好奇心旺盛ぶりを「うさぎ穴」から発信!

聖夜、 Merry Christmas!にとっておきのサンタのお話

2005-12-24 06:47:41 | 日記・エッセイ・コラム
 イブですねえ^^。別にキリスト教信者ではないのですが、子供の頃からクリスマスの雰囲気大好きぶりが今も変わらないので、せっかくブログも作ったことだし、本来の好奇心旺盛を利用して、今年は少しきちんとクリスマスについてお勉強してみました^^。
 毎年12月のいけばなは、クリスマス風をします。これがほんと楽しみで。けっこう友だちにも人気があります。ツリーは光り、ケーキや七面鳥だけ食べてるだけではいけませんよね(笑)
 ホームページのBGMも、イブとクリスマスだけは、クリスマスメドレーからベートーベンの第九番交響曲合唱にしました。
大人になった今でもそうなんだけど、サンタが本当にいて、本当にトナカイのそりで、例のあのベルをシャンシャン鳴らして空を飛んでいるところを見れたら、どんだけ素敵かしら!と思います。私は宇宙船よりもサンタがそりで飛んでるところを見たい!
 だから、クリスマスの絵本(さむがりやのサンタ、ごきげんなサンタのせかいりょこう=レイモンドブリッグズ・クリスマスの前のばん=クレメント・ムア)や、映画(ホームアローン1・2・3・4、サンタクローズ、サンタクロースリターンズ、34丁目の奇跡、クリスマスキャロル)、CDはクリスマスソング、オルゴールなどコレクションしちゃっています。詳しくは私のホームページのうさぎ穴図書館・劇場・音楽館でどうぞ^^。

 今年は、「サンタクロースのおくりもの」(フィンランドのサンタクロース村の風景にクリスマアスクラシックつき)というDVDをみつけちゃったもんで買いました。ホームページのアイコンや画像を求めて検索したときにみつけた、クリスマスミュージアムでもクリスマスについて書かれていたので、お勉強の成果をここに記してみます^^。
 ロマンもな~んにもない人たちは、サンタクロースなんかこの世にいるわけないだろ!なにを浮かれちゃってるんだ!
と言いますが。あ~んたこそ、な~に言ってんの~!!です。
 いるんですね、サンタクロースって。いましたよ!サンタのおじいさんが!あんなところ、フィンランドに。サンタは北極に住んでると絵本では読んでましたが、北の最果て、フィンランドの市内から18キロ離れたサンタクロース村というところのオルバウトゥンクリという山に(北極圏の立て札あり)に、トナカイの牧場まであって、世界中からサンタあてに手紙が届き、クリスマスカードで返事も出されるし、サンタクロース中央郵便局(世界一北の郵便局)なるところで、サンタさんは、ちゃ~んと、お仕事をなさっていました。切手に特別製のスタンプなんて押していらっしゃるんですねえ。赤い服に白いお髭。間違いなくサンタクロース!空は飛ばないで(残念だわ!これだけは)雪の上をトナカイの曳くそりで子供たちにプレゼントも配っていました。このサンタさん、煙突からは入らず(これも残念だけど!)。子供たちが眠る前にプレゼント配ってらっしゃいました^^。プレゼントを配るサンタクロースが郵便局で仕事をしているとは、なんてナイス!若い助手さんがいて、返事書くのにけっこう悪戦苦闘してました。私も一度サンタさんに手紙を書いてみたいと思います。丸で絵本の中に入っちゃったような、素敵な気持ちになれそうです。クリスマスの音楽まで聴けるし、このDVDはなかなかよいです。毎年観れるし。
ちなみにこのDVDによれば、南半球ではサンタさんは、サーフィンでやってくるそうです。ほんとかしら?すでに妄想^^。

 フィンランドでは11月のはじめからツリーの飾りつけをするようです。私も雰囲気が好きで毎年11月からクリスマスの25日までツリーを飾っていましたが、クリスマスって言うのは、12月25日で終わりではないようで、正式には1月6日の顕現日(エピファニー)までなんだそうすね。商売っ気の日本人は、26日(あたしのバースデーじゃないの)になると一気にお正月作戦でツリーはない!ロマンティックはどこへって感じでしたが、勉強したので、今年から1月6日まではツリーを飾っておくことにしました。わたくしのバースデーもツリーで祝えることになっちまって嬉しいです~^^。と言っても、わたくしは、あくまでも仏教の方が考え方が広くて好きですが、お釈迦さまのおそばには、天使もサンタもプレゼントもツリーもないし。サンタのかわりにお坊さんがいて、ツリーのかわりに菩提樹はあるけど(笑)

近所のパチンコ屋さんも中でジャンジャンしてるんだから、せめて外見にサンタとかトナカイとか、星とかスノウマンのイルミネーションつけるくらいのサービス精神というか、心の余裕というか、街のための協力というか、そのくらい優しい知恵があってもいいんじゃないかと思うのですね。こんな話を店長の子供さんとしたりしていました。あたしが総理大臣になったら、町中のパチンコ屋さんのネオンはクリスマスバージョンにするのだ!!それにしても近所のイルミネーションの家を見学しましたが、なんとも綺麗~!癒されました!!

 ほんで、赤いおべべに、あっかいおぼうしのサンタさんのいわれは、と言いますと。もう誰も知ってるかも知れないけど、4世紀頃の東ローマ帝国小アジア司教、聖ニコラウスがもとになってるそうですね。このニコラウスおじさまが、貧しくてお嫁にいけない娘がいると知り、その娘の家の暖炉に吊るしてあった靴下に金貨を入れてくだすったそうで。その金貨で娘は無事にお嫁に行くことができた。そのお話から、聖ニコラウスがなまって、サンタクロースとなり、靴下にプレゼントを入れる習慣が広まり、キリストのお祝いとくっついちゃって、19世紀になってドイツを中心にヨーロッパ各地に広まって行ったようです。サンタの赤い服は、カトリックの祭服の色なんだそうです。なるへそ、おへそ・・・。

おへそに、おまけ。で、今年はドイツ100年ということもあるし。クリスマスの本場ドイツでのワインのお話をクリスマスミュージアムさんで読みましたので、紹介をば。グリューワイン=赤ワインにスパイスや柑橘類を加えて温めた冬の飲み物があって日本でいえば、甘酒か卵酒の類らしいですが、聴いただけで、どんなものなのかしら??・・・と私の妄想ははるか、ロマンティック街道をまっしぐらに行っちゃいました。なんだか夢みちゃいそうだし。好奇心のかたまりな心の持ち主の私は、赤ワインで実験してみたい気分です。そのうえ、ワインジャムなんていう、おつなものまであるらしく。ワイン煮詰めて仕上げたジャムなんだそうですが、料理の隠し味とか、あったかいお湯でジャムを割るんだそうです。作り方は書いてなくて、書いた人もまだドイツでこの二つに巡り合ってないんだそうです。

それから、クリスマスまでのアドベントについて。アドベントはクリスマス12月25日の4つ前の日曜日から始まって日曜日ごとにろうそくに一本づつ火を灯すのだそうです。各日曜日には催しやコンサートがあって、イブには家族で教会に行って賛美歌を歌うのが習慣なんですって!!
 ああ、ますますロマンティックな夜だこと!!お勉強してよかった^^。
クリスマスをただのお騒ぎなパーティナイトというだけではなく、ちょっと粋というか、ろうそくの明かりのようなほんわかあったかい気分になれましたでしょうか?^^・・。