超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波による<キャビテーションの観察>NO.45

2011-02-25 21:32:43 | 超音波システム技術
超音波による<キャビテーションの観察>NO.45


超音波よる<乳化・分散>技術を利用して、
 キャビテーションのダイナミック特性を観察しています。
 < 超音波システム研究所 >


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定在波の制御技術

2011-02-25 15:52:18 | 超音波システム技術
<ガラス容器>と<液循環>による超音波制御 No.62


ガラス容器の設定により、
  超音波(キャビテーション)と
  音響流を制御できます。
 超音波振動子の設置方法による、
  定在波の制御技術を応用しています。
 <<超音波システム研究所>>

発明(INENTION)
-(ノーバート・ウィナー) みすず書房 1994

・・・発明は、職人の段階へ達するまでは完了しない。

・・革新の過程における真に重要な一歩は、
少なくとも多くの場合には、
知的風土の変化そのものに他ならず、
それはしばしば産業的利用に数十年も先立つ。

<<<
 個性的な科学者は、その本性上、
自分の真価に対する報酬は金銭にではなく
        自由にあると考えねばならない  >>>

<< 事例 >>
 新しい脱気装置の利用により、
安定した超音波を強く使用できることで大きな効果を出しましたが
 技術的な納得が得られませんでした
(なぜかなんとなく不自然さを感じていました)

 もう一度「自由」に検討を続けた結果、
<ジャグリング制御>の発見により
「脱気装置は不要であること」
 の根拠がわかりました

 ビジネスや企業の論理では、
新製品をすぐに否定する検討が行える「風土」は
難しいとおもいますが
重要なことだと思います



開発について

我々は、一般者的自己限定という一方的限定によるのではなくて、

逆に個物的自己限定する、創造的な「歴史的実存」であるのです。

この「一般者的自己限定」と「個物的自己限定」の「矛盾的自己同一」に、

「場所的論理」の焦点があり、これが「場所的限定」の生命となるのです。

秋月龍眠 現代を生きる仏教 (新書)  平凡社 (2001/09)


深さというものは模倣しえるものでなく、

学び得られるものでもない。

西田哲学の深さは先生の人間的な豪さに基づいている。 

三木清 師弟問答西田哲学 出版社: 書肆心水 (2007/03)


コメント
実際に、新しいシステムや装置を開発する場合に、
「ソフトウェアのオブジェクト」・機械構造・機械要素からの限定はあります。

そして、開発者・設計者の主観による限定もあります。

個人や装置のこれまでの経験や経緯(歴史)に基づいて統一することが、
開発(工学)であるように感じています。

従って、この過程から創造が生まれているように思います。

ひとつの例ですが、
smalltalk等のコンピュータ環境が
「言語であり、環境であり、オブジェクトであり、クラスであり、・・」
と言うことを統一してSqueakとなり
さらに新しく展開している状況があると思います。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川の流れの観察・実験 No.105

2011-02-25 15:41:23 | 超音波システム技術
川の流れの観察・実験 No.105



ゲーテ自然学 を受け継いだ


イギリスの彫刻家ジョン・ウィクルスの
イマジネーションに富んだ自然学を紹介します 

フローフォーム

ウィルクスは、フローフォームの実証する種類の美的影響は

私達が水に対する意識と良心を再び目覚めさせるのに、

切実な重要性を持っていると信じている。

新たな方法で、
フローフォームは
私達の周囲にある生命力としての水に
関心を集めることが出来るのだ。

美的アピールに加えて、
フローフォームは生態学的応用の可能性も秘めている。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西田幾多郎記念哲学館

2011-02-25 14:43:29 | 超音波システム技術
西田幾多郎記念哲学館



アインシュタインと西田幾多郎

「物理現象の背後にあるもの」西田幾多郎『思想』(1924年1月号)

・・・空間時間を不可分離となす相対性原理の物理学に至つて、
真の能動的自己の対象界を見ると考へることができる。

時其物を内に包むものに於て、
我々は最もよく能動的自己の影像を見ることができるのである。

私はかゝる考から
精神現象と物理現象との関係を見ることができると思ふ。

我々の精神現象といふのも、
時間的に現れると共に、
時を内に含んで居る、
意味即実在と考へられるのは之に由るのである。

両種の現象界は、
共に能動的自己の対象界として成立し、
その中に於て区別せらるる二種の型に過ぎない。

二種の現象界の区別は時の内容によると思ふ。

時の座標が無内容にして形式的なる時、物理的世界が成り立つ、

・・・・

之に反し時が積極的内容を有する時、精神現象が成り立つのである


意味即実在!
時の内容!

音波の伝搬時が・・時の有無のスパイラルが新しい直観につながる

そんな気がします





超音波の利用において
  「 
    目の前の
    現実の問題をもとに
    自分で考えて
    強い思いによる
    自分の理論を組み立て
    実験することが
    大切だ
   」
( 研究開発に対して、現在持っている、私の考え方 )



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西田幾多郎記念哲学館

2011-02-25 14:37:25 | 超音波システム技術
西田幾多郎記念哲学館



超音波システム研究所について

 超音波システム研究所 Ultra Sonic wave System Institute 



制御できると超音波システムは

大変便利な道具(装置)になります



特に、以下の項目に対して研究を続けています

1)超音波水槽の改良による超音波の利用効率の改善

2)超音波伝搬状態の測定による、適正な利用状態の解析

 (液体の流れ、液循環あるいはオーバーフロー 他)

3)広域超音波の利用方法

4)複数の超音波(振動子)を目的に対して適切に利用する方法

5)金属・樹脂の超音波による表面改質効果

6)洗剤・溶剤の適切な利用方法

7)間接容器(金属、ガラス、網籠、・・)を利用した新しい超音波システムの研究

  << 特にガラス・ステンレス容器 >>

8)人体への超音波伝搬技術の研究

9)空中超音波の研究

10)超音波によるナノ物質の製造

11)超音波による化学反応促進技術の研究

12)超音波とナノバブルの適切な利用方法

13)超音波による霧化サイズの制御方法

14)超音波ミュレーション技術の開発

15)超音波による弾性波動モデル(コホモロジーモデル)の開発

16)超音波現象におけるスペクトルシーケンス(代数学)の研究





<理念>



 「われわれの最も平凡な日常の生活が何であるかを

最も深くつかむことによって

  最も深い哲学が生まれるのである

  学問はひっきょうLIFEのためなり。

  LIFEが第一等のことなり。LIFEなき学問は無用なり。」西田幾多郎





  深い哲学に基づいた

実験(物として物を観察すること)により

超音波の有効利用を広めていきたいと考えています



 「超音波システム」という分野を考えた場合、

 ベースとして、

音響工学、電気工学、流体工学、材料力学、・・

といった知識が必要です



 しかしそれを技術として現実に適応するためには、

様々な学習と経験が必要です

 さらに、IT技術を融合すると、

高度な統計数理により解析を行うことができます



 この組み合わせは、

「超音波技術を大きく飛躍させる」と、確信しました



 私は、以上のことを、これまでの会社経験で掴んできました

 そして、この新しい技術を広く普及するために

「超音波システム研究所」を始めました





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川の流れの観察・実験 No.107

2011-02-25 06:47:24 | 超音波システム技術
川の流れの観察・実験 No.107


川の流れを観察しています
To observe the flow of the river

<< 長尾真 >>
「抽象化することが学問であり、
 抽象化するとその適用範囲が広がり、
 学問的にも理解しやすく、



 理論としての体裁をなしているように一見感じられ、
 皆そちらのほうに流れ、
 そちらの肩を持ちたくなるが、



 実は現実を詳しく記述する能力は落ちているのである。

 本質論的説明、あるいは悪い言葉でいえば第1次近似のレベルで対象を記述し、

 説明するにはそれでよいかもしれないが、
 工学的に具体的な個々の対象を取り扱おうとすると、



 これではまったく役に立たず、
 第3次近似的な世界を築かねばならないのである。



 理学的立場は気楽であるが、
 それでは現実に対して責任をとる工学的立場とはなれないのである。



 そういった意味で、理学より工学は難しいのである。」



**********************

この言葉から

 新しい機械・新しい技術の背景には「人間」に対する
 個人の明確な認識(工学的思想)が必要である
 私は、この工学的な人間志向が、
 物事の観察や把握に
 アイデアと情熱をもたらしているように思います
 だから・・・
 」

**************************




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川の流れの観察・実験 No.106

2011-02-25 06:46:07 | 超音波システム技術
川の流れの観察・実験 No.106


川の流れを観察しています
To observe the flow of the river

<洗浄の概要>
洗浄とは、洗浄物から汚れを除去すること

<超音波洗浄>
 定義1(一般的な超音波洗浄)
超音波洗浄とは、洗浄液中に超音波を照射し、
発生する衝撃波で洗浄物から汚れを除去すること

 定義2(理想的な超音波洗浄)
超音波洗浄とは、
汚れが除去された被着体の
表面性が満足される状態になるようにすること

 定義3(超音波洗浄の原理)
超音波洗浄には、物理作用と化学作用による2種類の要素がある

物理作用は
 キャビテーションあるいは
  水の流速(加速度)により洗浄を行うこと

化学作用は
 水や洗浄液の化学反応を促進させることで洗浄を行うこと

      効果のある洗浄の条件
効果のある洗浄とは

汚れのある洗浄物の界面擬集エネルギーに打ち勝つ超音波エネルギー
を界面に与えることで汚れが除去されること

汚れのない洗浄物の表面擬集エネルギーよりも小さい超音波エネルギー
を界面に与えることで洗浄物にダメージを与えないこと

        **条件**
1) 1年の中で、季節変化の影響による洗浄効果の変化を最小限にする

2) 1日の中で、時間経過の影響による洗浄効果の変化を最小限にする

3) 洗浄液の変化による洗浄効果の変化を最小限にする

4) 除去した汚れの再付着量を最小限にする

5) 洗浄液・洗浄物・洗浄治具・洗浄水槽・超音波 
     等の最適化により洗浄効率を高くする


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超音波伝搬信号 No.40

2011-02-25 06:33:52 | 超音波システム技術
超音波伝搬信号 No.40


パソコン・超音波振動子・オシロスコープ・・・・
を利用した計測制御技術に関する、
超音波実験での「超音波伝搬信号」です


実験データの解析

オブジェクト志向プログラムによる時系列データの解析

各種の解析手法による時系列データ解析を行います

1)BURG法によるスペクトル解析

2)YULE-WALKER法によるスペクトル解析

3)HOUSEHOLDER法によるスペクトル解析

 ・・・・

 実際には、各種のオブジェクトクラス構造による

  開発を行い

  将来の変化(仕様や機能 等)に対する、

  メソッドの単純化の方法として

  データクラスを最上位に設定する方法を

  採用しています

  <提案:データクラスを最上位に設定する>



Squeak(スクイーク)はSmalltalk環境のひとつで、

Apple Smalltalkから派生したものである。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする