超音波振動子の設置方法による、超音波制御技術
超音波振動子の設置方法による、超音波制御技術を開発
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超音波システム研究所は、
超音波振動子の設置方法による、定在波の制御技術を発展させ、
キャビテーションと加速度(音響流)の効果をコントロールする
新しい技術を開発しました
上記の技術により、大きなエネルギーを必要とする
300-2000リットルの液体に対して
攪拌・霧化・洗浄・改質・・・が可能となります
-今回開発した技術の応用事例-
溶剤に対する、ナノレベルの触媒の攪拌・分散
(鍍金液へのカーボンナノチューブの攪拌・分散
塗料へのカーボンナノチューブの攪拌・分散)
複数の汚れによる、付着力の異なる洗浄対象に対して
あるいは、形状の複雑な部品の表面改質に対して
適切な超音波照射の実現。
最も効果的な事例
金属・樹脂部品・材料への表面改質(残留応力の緩和)
これは、新しい方法および技術です、
今回の解析結果から
様々な応用事例(注)が発展しています。
注:
1)乳化・分散に関する、パルスジェットの利用
2)化学反応促進に関する、媒体への伝搬周波数制御
3)表面改質に関する、高速処理
4)金属アドマイジング処理
なお、今回の技術をコンサルティング事業として、
展開することを計画しています。
【本件に関するお問合せ先】
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超音波システム研究所
メールアドレス info@ultrasonic-labo.com
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
写真 http://ultrasonic-labo.com/?p=1516
参考 http://ultrasonic-labo.com/?p=1538
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古人の評価法
古人の評価法「岡 潔」
古人の評価法
「価値判断」が古人と明治以後の私たちとで百八十度違うのである。
一、二例をあげると、古人のものは、
「四季それぞれよい」「時雨のよさがよくわかる」である。
これに対応する私たちのものは、
「夏は愉快だが冬は陰惨である」「青い空は美しい」である。
特性を一、二あげると、私たちの評価法は、
他を悪いとしなければ一つをよいとできない。
刺激をだんだん強くしてゆかなければ、同じ印象を受けない。
こんなふうである。
これに対し古人の価値判断は、それぞれみなよい。
種類が多ければ多いほど、どれもみなますますよい。
聞けば聞くほど、だんだん時雨のよさがよくわかってきて、深さに限りがない。
こういったふうである。
芭蕉一門はこの古人の評価法に全生涯をかけていたのであった。
この古人の評価法の対象となり得るものが情緒なのである。
コメント
ものづくりの本質に、
それぞれのパーツや構造などに対する「それぞれみんなよい」
と言う意識があって、選択し判断するような設計が
古い機械(博物館の加工機械、ゼロ戦、戦艦大和 等)に有ったとおもいます
特徴を捉え利用するためには、
単純な判断は大きな間違いだと経験としても感じています
超音波を適正に利用するために、
それぞれの条件による特性を上手に利用したいとおもいます
追記
金子みすずと言う詩人にはこの「古人の評価法」があり、
すばらしい感動の言葉の要因になっているとおもいます
「晴れてよし、曇りてもよし富士の山 もとの姿はかわらざりけり」山岡鉄舟
晴れ良し、雨もまたよし ・・・
川の観察・実験「物理現象の背後にあるもの」
長岡先生の休学
湯川秀樹 「創造への飛躍」
長岡先生の休学(昭和四十二年二月)より
人間の一生の中のある時期に自分の生きてゆく道がきまる。
少なくとも一度は、どの道をえらぶかについての決定がなされねばならぬ。
といっても、もちろん自分で決断する機会があたえられるとは限らない。親のいうとおりにしたとか、自分で考える能力のない小さい時に道がきまってしまっていたとか、あるいは経済的な事情によって、自分の希望する道が到達不可能だったとかいう場合が、過去においては非常に多かったであろうし、今日でも少なくないであろう。
私などは仕合わせな人間で、大学教育を受けうる家庭的環境の中で、高等学校在学中に、自分の意思で物理学者として一生をすごすという決断をすることができた。それは大正の末期であった。それは私にとって、そんなにむつかしい決断ではなかった。
それにくらべると、私よりずっと前の年代、特に明治二十年ごろ以前に青年期を迎えた人たちが、科学者となる決断をするのは、容易なことではなかったはずである。なぜかといえば、私たちの時代には、すでに多くの先輩の日本人科学者が実在していたのに反して、明治二十年ごろ以前には、科学に関しては、外国の学者から教えてもらって習い覚えるとか、外国の研究を追試するとかいう以上のことが、まだほとんど何もなされていなかったからである。
そういう時代に科学者となる決断をするに至った青年たちの心境は、どんなものだったのか。
人によって、また選んだ専門によって、いろいろな違いもあったろうが、しかし、それらの間の違いよりも、それらと私たちの場合との違いの方がずっと大きいのではないか。そんなことをかねがね私は漠然と考えていた。
ところが、つい先ごろ私はこの点に関する非常に興味ある文献が残っているのを知った。
それは長岡半太郎先生が八十五歳でこの世を去られる数年前に書かれた「中学卒業後の指針」と題する開成中学での講演の原稿である。その中に次のような文章がある。
「私の時代には大学に入る予備校すなはち今の高等学校には、文理の区別はなく、今日より選択には幾分の余裕が存しましたが、私は一時相当に苦しみました。(…中略…)大学に入りて一年経過いたしましたとき、多少欧米で研究された事項を了解いたしましたが、自分は他人のなした後を追うて、外国から学問を輸入し、これを日本人間に宣伝普及する宿志ではありませんでした。必ずや研究者の群れに入りて、学問の一端を啓発せねば、男子に生まれた甲斐がない」
ここまでは、私が物理学の研究者になろうと志したのと、大して変わりはない。大正末期と明治二十年ごろとの大きな違いは、その次の文章に、はっきりと現れてくる。
「東洋人は研究に堪能でないか否やを明白にして、しかる後おもむろに将来の方針を一定するが得策であると考へました。まだ春秋に富んでいるから、一年を棒に振ったところで損をすることは僅かである。もしあやまてば取り返しのつかぬ事態に遭遇するから、決然一年休学を願い出て、支那における科学に関する事項を調べてみました」
はじめて、この文章に接した時の私は、驚愕の念を禁じえなかった。
二十歳になるやならずの青年が、自分の前途を決定するために、決然として大学生としての一年間を棒に振る。
常人の考えることではない。考えても容易に決行できることではない。
さて大学生、長岡半太郎氏の休学一年間の調査の結果は、次の文章で示されている。
「支那における渾天儀(天文観測機)、暦法、指南軍(黄帝)、北光の観測(山海経)、有史以前に属します。○戦国時代恒星表(石氏、甘氏)、太陽黒点(?)、天の蒼々たる、これ本色か(荘子)、微分の観念(恵施)、共鳴の実例(荘子)、雷電の説明(荘子)、エネルギーの概念(荘子)(二千三百年前)、金属の研究、○銅錫の合金(礼記、周公、二千九百年前時代)、鉄製刀剣(二千二百年前)。大砲と解釈される霹靂車、すなはち火薬の利用(千七百五十年前)。ことごとく支那独創的のもの。ギリシャ、ローマより渡来せるにあらず。」
かくして得られた結論は、
「これほどの研究があるからには東洋人でもこれに専念すれば終に欧米に遜色なきに至らんと確信を得るに至りました。これが私をして物理学に執着するに至らしめた根源であります」
長岡先生の出発点が、このようであったればこそ、果たして明治三十七年(一九〇四年)には世界の物理学者に先駆けて原子模型に関する論文を発表するに至ったのである。
今にして思えば、このような大先輩を日本人の中に見出していたことが、大正末期の高校生であった私をして、迷うことなく、物理学研究の道を選ばしめる要因の一つとして大きく作用していたのではなかろうか。
最近の中国古代の科学史の研究の成果が、長岡先生の調査結果を、どこまで裏書しているかについて、私はまだ詳しく検討していないが、少なくとも「当たらずといえども遠からず」といってよいであろう。
先生は特に「荘子」が好きであったらしいが、私自身も「荘子」の愛読者である。そこには偶然の一致以上の理由があるに違いない。
この講演の原稿の最後は、もしも調査結果が思わしくなかったと仮定した場合、どの道を択んだであろうかと問われたなら、 「恐らく東洋史を攻究したらうと思ひます」 という文章で終わっている。
この数年来、日本や東洋や、さらには人類全体の歴史に対する関心が、とみに強まってくるのを感じている私は、この最後の文章にも「なるほど」と相槌を打ちたくなるのである。
湯川秀樹 「創造への飛躍」
長岡先生の休学(昭和四十二年二月)より
東洋とは何か
<東洋とは何か>
(執筆者)鈴木大拙・正力松太郎・金子大栄・
橋本凝胤・柴山全慶・山田無文・
稲葉秀賢・岡潔・葉上照澄・
司馬遼太郎 他
大阪仏教文化協会 昭40年
われわれ東洋人の環境というものによって
育てられておる東洋人のなりたち、
考え方というものを
考えていかなければならん。(橋本凝胤 政治と宗教 より)
コメント
技術にも上記のような根底となる思考がなければならない!!
超音波を効果的に利用するステンレス容器
各種の超音波条件を適正に設定することで、
キャビテーションと音響流を、
目的に合わせた状態にコントロールできます。
超音波振動子の設置方法による、
定在波の制御技術を間接容器の設定に適応することで
超音波の効果が幅広く利用できます。
超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
ホームページ http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/
<超音波製品> http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/20111112.pdf
超音波ノウハウ http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/20111113.pdf
超音波基礎資料 http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/20111114.pdf
超音波実験 Ultrasonic experiment no.53
装置:型番「USW-28・72S」<推奨>
(28kHz 72kHz の超音波振動子を制御するタイプ)
Equipment: Part number "USW-28.72S" <recommendation>
(type which controls an ultrasonic transducer (28 kHz and 72 kHz))
水槽サイズ Tank size : 800*500*450mm
出力 Output : 250-380W
超音波の応用技術を研究しています
The applied technology of an ultrasonic wave is studied.
Ultra Sonic wave System Institute
Ultrasonic Cavitation Control.
Ultrasonic Sound Flow water effect.
Ultrasonic measurement and analysis techniques.
Vibration Analysis with Ultrasonic.
脱気マイクロバブル発生装置
音響流制御
キャビテーション制御
超音波伝搬状態の計測・解析
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超音波システム研究所
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超音波ノウハウ http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/20111113.pdf
超音波基礎資料 http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/20111114.pdf
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超音波システム研究所 Ultra Sonic wave System Institute no.180
Ultra Sonic wave System Institute
Ultrasonic Cavitation Control.
Ultrasonic Sound Flow water effect.
Ultrasonic measurement and analysis techniques.
脱気マイクロバブル発生装置
音響流制御
キャビテーション制御
超音波伝搬状態の計測・解析
Supersonic wave washing technology
超音波洗浄技術
Supersonic wave stir technology
超音波攪拌技術
Supersonic wave reforming technology
超音波改質技術
液循環制御により、
超音波(キャビテーション)と音響流を「適正に設定・制御」できます。
その結果、目的に合わせた超音波の状態が実現できます。
超音波システム技術
超音波システム技術
1 専用水槽の開発技術
2 超音波振動子の改良技術
3 超音波伝搬状態の測定技術
4 超音波(音響流)制御技術
目的に合わせた超音波の制御を可能にする技術です。
超音波振動子改良技術ノウハウ
超音波水槽の設計技術ノウハウ
超音波伝搬状態の測定技術ノウハウ
超音波(音響流)の制御技術ノウハウ
以上を提供させていただきます
詳細は 超音波システム研究所 にメールでお問い合わせください
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
ホームページ http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/
<製品> http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/20111112.pdf
ノウハウ http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/20111113.pdf
<超音波システム装置>
超音波電源(AC100V)、出力(300W)タイプの低価格システムです。
使用方法により幅広い対応と効率の高い超音波利用が可能です。
各種の超音波条件を適正に設定することで、
キャビテーションと音響流を、
目的に合わせた状態にコントロールできます。
<システム概要>
超音波専用水槽(内側寸法):500*310*340(h)mm
超音波周波数:a)28kHz、b)40kHz c)72kHz
循環ポンプシステム(マイクロバブル発生制御装置を含む)
タイマー(設定条件に関するノウハウ説明 1時間を含む)
資料(超音波洗浄、超音波伝搬状態の測定・解析)
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超音波システム研究所
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