流水式超音波洗浄実験<Ultrasonic cleaning experiment> 超音波システム研究所
超音波振動子の設置方法による、超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1487
推奨する「超音波(発振機、振動子)」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1798
<<超音波制御装置>>
株式会社 ワザワ 超音波事業部
http://ultrasonic-labo.com/?p=3272
<<超音波専用水槽>>
有限会社 共伸テクニカル 超音波事業部
http://ultrasonic-labo.com/?p=3270
3種類の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=3815
2種類の異なる「超音波振動子」を同時に照射するシステム
http://ultrasonic-labo.com/?p=2450
超音波システム(超音波洗浄機)の測定・評価・改善技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=4968
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超音波システム研究所は、
超音波伝搬状態のコントロールに関して、
ファンクションジェネレータと組み合わせることで、
1-100MHzの超音波伝搬状態を利用可能にする
メガヘルツの超音波発振制御プローブを開発しました。
精密洗浄・加工・攪拌・検査・・への新しい応用技術です。
各種材料の音響特性(表面弾性波)の利用により
20W以下の超音波出力で、3000リッターの水槽でも、
数トンの構造物、工作機械、・・への超音波刺激は制御可能です。
弾性波動に関する工学的(実験・技術)な視点と
抽象代数学の超音波モデルにより
非線形現象の応用方法として開発しました。
ポイントは
超音波素子表面の表面弾性波利用技術です、
対象物の条件・・・により
超音波の伝搬特性を確認(注1)することで、
オリジナル非線形共振現象(注2、3)として
対処することが重要です
注1:超音波の伝搬特性
非線形特性
応答特性
ゆらぎの特性
相互作用による影響
注2:オリジナル非線形共振現象
オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
超音波振動の共振現象
注3:過渡超音応力波
変化する系における、ダイナミック加振と応答特性の確認
時間経過による、減衰特性、相互作用の変化を確認
上記に基づいた、過渡超音応力波の解析評価
様々な分野への利用が可能になると考え
各種コンサルティングにおいて提案しています。
コンサルティング内容
1)メガヘルツの超音波発振制御プローブの製造方法
2)メガヘルツの超音波発振制御プローブの使用方法
3)メガヘルツの超音波発振制御プローブの応用方法
4)その他(具体的な超音波装置への適用)
メガヘルツの超音波発振制御プローブを利用した超音波洗浄機の開発
現状の超音波装置へ、メガヘルツの超音波発振制御プローブの追加
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詳細に興味のある方は
超音波システム研究所にメールでお問い合わせください。
2019年4月に、新製品として販売予定しています
試作サンプルによる良好な結果が増えていますので
希望者に特別提供しています
使用・購入を希望される方は、メールでお問い合わせください
参考動画・スライド
注意事項を提示します
1)水量と超音波の力に対する水槽角部の設計が最重要です。
適切な大きさの曲面形状が理想的です(アール加工)
設計バランスは、経験的な事項が多く単純には説明できません。
絞り加工やプレス加工・・の場合、
表面組織や応力分布を悪くすると
超音波の伝搬状態が悪くなります。
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2)現実的な水槽製作方法としては
超音波の減衰を最小限にする対策として
コーナーでは溶接を行わないで
突合せ溶接により製造できる構造とする設計を推奨します。
3)水槽構造として強度バランスから板厚を設計します。
(低周波:20-50kHzの超音波では
4mm以上の板厚を必要とする場合があります
板厚と強度により、超音波出力・キャビテーションの
標準値としての上限が、決まります)
4)強度補強としてのリブや絞り部の設計について
取り返し(後からの対策・・)がつかないので採用を薦めません。
(強度の補強はリブ以外にも多数の方法があります)
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5)水槽の固定方法(ガイド部材の取り付け 等)
せっかくの水槽も固定方法により
超音波を大きく減衰する可能性があります。
特に、水槽底面の状態について、注意が必要です。
この部分は特に、経験的な事項が多く単純には説明できません。
6)低振動モードを発生させない設置に対する設計
水槽の低周波の振動モードに対する設計方法として
ノウハウを紹介します。
すべての断面2次モーメントのバラツキの大きさが
パラメータになりますので
出来るだけ、ばらつきを小さくすることがノウハウとなります。
(このことから
円形・円筒形、正方形の
底面形状の水槽が良くない理由が解ります。
このことは、全く同様に、振動子についてもあてはまります)
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7)最適液循環を行うための配管(吸い込み・吐き出し)位置設計
目的・サイズ・・・により様々な要因を最適化する
機械設計の総合バランスによる部分だと考えています。
経験と論理モデルによる追及を続けている部分です。
8)全体のバランス(強度)
材料力学、流体力学、振動工学・・・・
総合的に設計・判断する必要があります
加工方法、材料・材質・・・についても十分な判断が必要です。
9)サイズ効果に対する経験からの考慮した設計
3mm*1・8m*2mの水槽と
70cm*45cm*40cmの水槽は
製造方法、バラツキ、・・・全く異なる設計方法になります
大きな水槽は、最悪の状態に対する対処可能性を最優先します。
10)洗浄目的に対する合理的な設計思想
水槽の目的に対して、常に設計思想の確認検討が必要です
新しい洗浄方法につながる場合が非常に多いので
設計思想は重要です。
11)製造方法と価格の想定
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<設計の妥協点:溶接部について>
板厚1.5mmの板金に対して
水槽の角部を R5mmで90度に折り曲げるようにします
曲げた面に続く部分を、平面の突き合わせ溶接とすることで、
溶接部による超音波の減衰を小さくできます
水槽の製作方法も洗浄力を向上させるための重要な要因です
溶接部・溶接レベルの変更・・により強い超音波洗浄を可能にします
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超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
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超音波資料を公開
http://ultrasonic-labo.com/?p=1765
シャノンのジャグリング定理を応用した「超音波制御」方法
http://ultrasonic-labo.com/?p=1753
超音波専用水槽の設計・製造技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1439
超音波実験写真 no.8
http://ultrasonic-labo.com/?p=1745
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音圧測定装置(超音波テスター)の特別タイプを製造販売
http://ultrasonic-labo.com/?p=1736
超音波<計測・解析>事例
http://ultrasonic-labo.com/?p=1703
ノウハウ<超音波振動子の設置、脱気・マイクロバブル発生液循環>
http://ultrasonic-labo.com/?p=1538
音圧測定装置(超音波テスター)の標準タイプを製造販売
http://ultrasonic-labo.com/?p=1722
超音波の<ダイナミック特性を利用した制御>技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1142
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超音波システム研究所(所在地:東京都八王子市)は、
小型ポンプを利用した液循環により
超音波(音響流)の伝搬状態をダイナミックに制御する
「流水式超音波(音響流)制御技術」を開発しました。
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超音波テスターによる
流れの変化と超音波の変化を
水槽・液体(マイクロバブル)・超音波振動子・・・
の相互作用を含めた音圧解析により
目的に合わせた
音響流の変化を利用可能にするシステム技術です。
実用的には、
現状の液循環装置について
ON/OFF制御(あるいは流量・流速・・・の制御)を
装置の設置状態、対象物を含めた表面弾性波を考慮した
構造・強度・・・による相互作用・振動モードを最適化する方法です。
特に、ギアポンプの特性により
液体と気体を交互に循環させることにより
新しい超音波・マイクロバブルの効果を実現しています。
より発展的には
「流水式超音波システム」として
メガヘルツまでの周波数変化を含めた「超音波シャワー」や
低出力の超音波による10mサイズの水槽への超音波刺激・・・
様々な応用が可能です。
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-今回開発したシステムの応用実施事例-
ガラス・レンズ部品の精密洗浄(超音波シャワー技術)
複雑な形状・線材・真空部品・・・の表面改質(共振現象の制御技術)
溶剤・洗剤・・・・の化学反応(超音波と流れによる攪拌)
ナノレベルの粉末・塗料・触媒・・・攪拌・分散(表面弾性波の制御技術)
めっき・コーティング・表面処理・・・
・・・・・・・
上記の技術は、音圧(非線形現象)測定・解析に基づいた、
有限な場合の、表面弾性波と流体の流れに関して
実績・データ・・・からの評価・応用として
開発した新しい方法です。
流水式超音波システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=2231
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超音波<攪拌> Ultrasonic wave<churning>
<樹脂容器>を利用した小型超音波システム Ultrasonic-labo
超音波システム研究所は、
*超音波振動子の設置による制御技術
*定在波の制御技術
*音響流の計測技術 ・・・を応用して
<樹脂容器>を利用した
小型超音波(40kHz 50W)システムを開発しました。
今回開発した技術の応用事例として、
各種部品・材料の洗浄・攪拌・化学反応促進・・・について、
超音波を効率良くコントロールすることが可能となりました。