散歩(工学的立場)
散歩
<< 長尾真 >>
「抽象化することが学問であり、
抽象化するとその適用範囲が広がり、
学問的にも理解しやすく、
理論としての体裁をなしているように一見感じられ、
皆そちらのほうに流れ、
そちらの肩を持ちたくなるが、
実は現実を詳しく記述する能力は落ちているのである。
本質論的説明、あるいは悪い言葉でいえば第1次近似のレベルで対象を記述し、
説明するにはそれでよいかもしれないが、
工学的に具体的な個々の対象を取り扱おうとすると、
これではまったく役に立たず、
第3次近似的な世界を築かねばならないのである。
理学的立場は気楽であるが、
それでは現実に対して責任をとる工学的立場とはなれないのである。
そういった意味で、理学より工学は難しいのである。」
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この言葉から
「
新しい機械・新しい技術の背景には「人間」に対する
個人の明確な認識(工学的思想)が必要である
私は、この工学的な人間志向が、
物事の観察や把握に
アイデアと情熱をもたらしているように思います
だから・・・
」
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<<超音波の騒音対策について>>
<<超音波の騒音対策について>>
1)原因の特定のために、
水槽・冶具・対象物・・の伝搬状態を測定します
2)測定データを解析し、
騒音の原因と関連を検出します
3)対策を実施します
4)確認します
<要点>
水槽構造と超音波のバランスの悪さによる騒音発生
液循環構造と超音波のバランスの悪さによる騒音発生
環境・作業・冶具による騒音発生
・・・
上記について、伝搬状態の測定により確認することができます
その部分に対処することで騒音と
超音波の音圧(周波数)を調整することができます
注1:この対応は比較的やさしいので
資料としてまとめてみたいと考えています
注2:液の不均一な状態により超音波の屈折・反射が原因で
発生している騒音は適正な液循環と超音波の均一な伝搬により
解決します
超音波水槽と液循環の最適化技術
超音波システム研究所は、
超音波水槽の構造・強度・製造条件・・・による影響と
水槽内の液体の循環方法を適切に設定する
新しい(超音波の伝搬状態を制御する)技術を開発しました。
この技術は、
複雑な超音波キャビテーションのダイナミック特性を
各種の関係性について解析・評価することで、
循環ポンプの設定方法(注)により、
超音波の効果を
目的に合わせて設定する技術です。
注:水槽と循環液と空気の
境界条件に関する、関係性の設定がノウハウです。
オーバーフロー構造になっていない水槽でも対応可能です。
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超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
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超音波洗浄器(2980円)とガラス容器
超音波利用に関して
液体と気体に関する検討以上に
物に作用する超音波の重要性を確認するために
ガラス容器を利用した超音波洗浄器実験を行いました
<<<超音波システム研究所>>>
String Theory Explained – What is The True Nature of Reality?