グルグル日記

自分らしい花を咲かせるために

おくりびと

2009年02月28日 | その他
遅ればせながら、やっと映画館で観て来ました。

ただ一言。泣きました。思いっきり泣きました。
涙が止まらない作品でした。

それは、映画の中のことだけで皆さん泣いているのではなく
観客1人1人の方がこれまで体験してきた「別れ」が
フラッシュバックして涙を呼ぶのではないか・・・
そんな風に感じましたよ。

息を引き取って、まさに「別の物体」と化した遺体を
まるで眠っているかのように作り上げる「納棺」の儀式と技。
感心します。
納棺師
映画でもありましたが、一部の人たちには理解されず、
蔑まれる職業と捉えられることも多いかと思います。

でも、この映画をみて感じました。
「哀れでむごい姿であの世に行かせたくない」という
遺族の気持ちを代弁する尊い仕事ではないだろうか・・・と。

そして「死」という重いテーマを前向きに捉えているところが印象的でした。

難しい評論はできませんが、見てよかったと思える作品でした。
Comments (2)
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