Vagilla 新奇一転

世の中の変わったことを考えていこう。

選挙における報道バイアス

2016年07月09日 | Diary
先日、英国のBrExit派が国民投票で勝った。
非常に微差であった。
この理由はたぶん、直前の1週間に英国のマスコミはすべて、残留派優位と報道していた。約10%程度は残留派が勝っているとのことであった。
新聞やTVなどでは残留派有利のオンパレードであった。このことが選挙民の投票行動に影響を、与え、選挙結果にはバイアスが入ったと理解できる。

このようなことは統計学の分野では、戦前後の米穀大統領選の結果から、分析されてきたことである。
これはメディアが意図的に操作した結果である。

今回の参議院選挙戦でも同じようなことが起こっている。毎日新聞は参院選:10日投開票 改憲勢力、3分の2うかがう勢い

というような見出しで、改憲勢力の勢いが高いということで、毎日新聞は選挙行動を操作しようとしている。

英国の場合、メディアの選挙行動への影響は明らかであった。選挙後のインタビューで選挙民はちょっと、残流派が大幅に勝っているから、自分1人ぐらい離脱へ入れても結果は変わらないだろうと思っていたといっていた。

日本でもメディアの対応次第でどうようなことは起こる。今回,毎日新聞が選挙行動に影響しようとバイアス圧力をかけている。何か意図があるのだろうか。報道として、中立ではないということは確かである。

7月10日のネット報道でも、毎日新聞などはバイアスをかけている。これは編集部として、ある党に肩入れ、または、反対票を多くするするということをわかって実施している確信犯である。
問題の文章は「毎日新聞などの情勢調査で優位が伝えられる自民党」という文言である。