吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

ダンシャリ

2012年06月20日 | モノ

断捨離……、ねえ。

まあ、僕には縁のない概念ですかね。
ガラクタが山のようにある生活ですから。

モノが溢れていると言われる現代なので、不要物もまた多いものです。
ある人の不要物が僕らにとっては有用なモノだったりします。
そんな頂きモノが大変多い当家です。

断捨離って、モノの少ないシンプルな生活もね、良いとは思います。
都市生活者ならね。
だけど、僕は田舎が良い。その選択をした時点でモノが増えるのは運命です。
車も必要だし、草を刈ったり木を伐ったり、それに、機械を使う職人だしね。

ニワトリが先かタマゴが先か、モノが増えたから場所が出来たのか場所が出来たからモノが増
えたのか?
それともモノが場所を用意してくれるのか?
ビンボーなのに場所が増えて行くのです。
そしてそれが僕の生き方を変えて行きます。
モノは人の心が投影された結果誕生したのであって、それは具象化した心の一部と言えます。
僕は精神と物質を対立条項とはみなしません。
なので、モノが心を導くということもあると思っています。物欲や所有欲とはまた違うのです。

ダン・シャ・リ。僕の場合はこうです。

談。
僕がモノを受け入れるということを、周囲に語っておくこと。
それから、モノを下さるひととよく語り合うこと。
周知させておくと情報が来ます。それに、モノを通じてのひととの繋がりも出来ます。

謝。
感謝して頂きます。それとモノに対しても感謝。壊れている場合は直します。

利。
大事に使って役に立てます。自分で使わない場合はそれを利するひとに譲ります。

これで談・謝・利。

ま、まあ、モノが散らかってしまっているのも事実でさすがにマズいなあとも思っているのです。
片さないとねー。捨てるべきは捨てないとねー。

あ、カテゴリーを追加して変えとこう。
「モノ」 


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