友人のお墓があるのは、群馬県甘楽郡南牧(なんもく)村というところです。
わざわざ読みを入れたのは、そこから近いところに長野県南佐久郡南牧(みなみまき)村(野辺山が有名)があるからです。
Wikipediaにも、
「この二つの村は、県境を隔てて非常に近い位置にあるため混同しやすく、注意を要する」
と書いてありました。
前置きはそれくらいにして…。
南牧(なんもく)は、谷あいの村です。南牧川沿いの谷はまさにV字谷で、その急傾斜地に家がへばりつくように建っています。
昨年9月6日の台風9号と12日の秋雨による大雨で県道、村道が崩壊して二度も孤立状態になっています。
今も道路工事中の個所がありますし、川には増水の痕跡が見て取れます。
しかし、崖に建っているような家々の多くは古く、それは土砂崩れなどの被害を受けていないことを意味します。
いや、本当にすごい傾斜地なんですってば。
これは、長年の経験の産物なのでしょう。
傍から見ればどこが崩れても不思議でないような地形でも、ちゃんと安全なところに家を建てているのです。
その台風、大雨の時には、隣の市町の新興住宅地はだいぶやられたようですが、古くからの住宅地の被害は少なく「家からむやみに出ないように」という指示が当局より出されたそうです。
結局、「水害を受けないところに住む」というのが、危険回避の王道なのです。
それを無視した近年の開発地で土砂災害が多いのは、当然なのです。
帰り道、中央道から天竜川の河岸段丘に巨大な砂防ダムが見えました。
長野県知事が「脱ダム知事」から変わったとたん、巨大な砂防ダムが、しかも川の下流にどーんと作られるようになったそうな。
どーんとというのは、周囲の環境や景観に溶け込む工夫を全くしていないということです。
砂防ダムというのは、上流の方から階段状にいくつも作るというのが基本だったのですが、どうしたのでしょうね。
大きいのひとつで済ませようというのでしょうかね。
交通の便の良い下流域で、シンプルな大きいのを作ると業者の利益率は上がりますネ。
もちろん、何年かは効果はありますけど、逝く時は一気ですね。
そのダムのすぐ下は手頃な価格の住宅地になるようですけど、高くつくと思いますヨ。
わざわざ読みを入れたのは、そこから近いところに長野県南佐久郡南牧(みなみまき)村(野辺山が有名)があるからです。
Wikipediaにも、
「この二つの村は、県境を隔てて非常に近い位置にあるため混同しやすく、注意を要する」
と書いてありました。
前置きはそれくらいにして…。
南牧(なんもく)は、谷あいの村です。南牧川沿いの谷はまさにV字谷で、その急傾斜地に家がへばりつくように建っています。
昨年9月6日の台風9号と12日の秋雨による大雨で県道、村道が崩壊して二度も孤立状態になっています。
今も道路工事中の個所がありますし、川には増水の痕跡が見て取れます。
しかし、崖に建っているような家々の多くは古く、それは土砂崩れなどの被害を受けていないことを意味します。
いや、本当にすごい傾斜地なんですってば。
これは、長年の経験の産物なのでしょう。
傍から見ればどこが崩れても不思議でないような地形でも、ちゃんと安全なところに家を建てているのです。
その台風、大雨の時には、隣の市町の新興住宅地はだいぶやられたようですが、古くからの住宅地の被害は少なく「家からむやみに出ないように」という指示が当局より出されたそうです。
結局、「水害を受けないところに住む」というのが、危険回避の王道なのです。
それを無視した近年の開発地で土砂災害が多いのは、当然なのです。
帰り道、中央道から天竜川の河岸段丘に巨大な砂防ダムが見えました。
長野県知事が「脱ダム知事」から変わったとたん、巨大な砂防ダムが、しかも川の下流にどーんと作られるようになったそうな。
どーんとというのは、周囲の環境や景観に溶け込む工夫を全くしていないということです。
砂防ダムというのは、上流の方から階段状にいくつも作るというのが基本だったのですが、どうしたのでしょうね。
大きいのひとつで済ませようというのでしょうかね。
交通の便の良い下流域で、シンプルな大きいのを作ると業者の利益率は上がりますネ。
もちろん、何年かは効果はありますけど、逝く時は一気ですね。
そのダムのすぐ下は手頃な価格の住宅地になるようですけど、高くつくと思いますヨ。
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