吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

いつまでこんな……

2013年06月07日 | 思うこと

宣伝ウザス。

ブログの投稿をしてもね、よく行くサイトでもね。しょっちゅう出てくるのです。
宣伝ウザス!
特に目障りなのは、地元の地下水位が下がるほど取水しておいて水を大切にするようなことを謳っている三トリー!
微妙にオレに近い年齢の男女の写真を出して、回転がどうのとか男の自信がどうのとか。
「夫がいいニオイ」はかんべんしてくれ!すんません。

つい宣伝アニメ見ちまったよ!通信量に制限のあるテザリングなのに!
あ、見たのは「男の自信」ね「夫がいいニオイ」は恐ろしくて……。

まあ、しかしなんだ。乾いた笑いが出ちまったぜ。

学生時代からのライバルだったアイツは仕事も出来て女の子にもモテる(←これ大事)のに、オレは仕事はミスばかり、疲れが取れない。
そんなアイツの愛用品は「略」(略ってものじゃないからね)。
南米のなんたらや中国のかんたらが云々。
使ってみたら、毎日ハツラツ、仕事もバリバリ、向こうで女の子がぽっ(←これ大事)

……これって、40~50代がメインターゲットなんでしょ?
いや~、なんというかねー。

昔、雑誌の裏表紙によくあったでしょ。トレーニング機器の4コマ漫画。

  1. みんなが僕を貧弱だとバカにした。
  2. 内緒でソレを買った。
  3. トレーニングはとっても簡単。
  4. 今ではマッチョな僕を誰もバカにしない、女の子にもモテモテ(←これ大事)

一緒じゃん!俺ら一生、おんなじテで脅されておだてられて金をせびられるん?
いつまでこんなことをやるん?
あと、使用者の感想のところに手書き風フォントを使うのは止せ。

この南米の草の根っこのサプリメントは、大手は微妙にごまかしているけれど、中小会社は明らかに回春作用を謳っております。
つまり男の自信というのはつまるところアレ(アレだっつたらアレ、一応全年齢対応だからね、ここは)だというわけです。

真面目な話をすると、昨今話題になった「慰安婦問題」にも通じると思うわけです。
つまり、女をあてがっておけば男なんざOKってことですかね。
これは女性に対する侮辱であると同時に、男性に対する侮辱でもあります。

中高年で現役でバリバリと長時間労働をこなすのがカッコ良いのか?
中高年の頃には無理せず仕事をしてそれで食っていける世の中を考えた方が良くないか?
生涯現役ってカッコ良く聞こえるけど、次に来る者の場所を奪ってはいないか?
今まで築き上げてきた実績やノウハウがあるんでしょ?若者の体力とそれの両方欲しいってのは欲張りすぎじゃないの?

とまあ、弱小自営業者という生涯現役のさだめを負ってしまって、20代、30代の頃よりキツイ労働をする人生を送っているワタクシは思うわけです。
正直、元気になれる薬物があったらタダなら欲しいです。
あ、別にビンビンにならなくても女の子にもてなくても良いです(←これ大事)。


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