吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

炎を手に

2017年01月22日 | 道具

ライターのお話

タバコを吸わないのでライターを持ち歩く習慣が無いのです。

しかしながら、意外と火を使うこともあるのです。
薪ストーブの点火とか。
あと、何かこう、忘れた頃に必要になるものです。 

なのでライターは必需品なのですが、必要性だけでは足りないのです。
何かこうもっと……ね、心の琴線に触れる何かが欲しいのですよ。

オイルライターはジッポーよりイムコが好きです。
が、
ともにしばらく置いておくとオイルが揮発してしまって、思い立った時に使えないことがあるのです。
それに、あの独特のオイルのニオイはあまり好きじゃありません。

便利なのはいわゆる100円ライターの類なのですが、多くは使い捨てなのが気に入りません。
時々、ガス注入可能なものも見かけましたが、必ずあるとは限りません。

でもあの安いガスライターは性能的には好ましいのです。
忘れた頃に使おうと思っても問題なく機能しますから。 

そこで検索。
100円ライターと同じくらいの造り、価格で、定番商品で。

①裏ワザとかでなく、ガス再充填が可能なこと。 

②裏ワザとかでなく、フリントが交換可能であること。

わざわざ「裏ワザとかでなく」と付けたのは、そりゃあやろうと思えばそれなりに出来るわけですから。
だけど、そうではなく最初からその機能が備わっていることが大事なのです。

調べたら、あっさりと見つかりました。

クリッパーライター

フツーにコンビニで売ってました。
いやあ、全然気付かなんだ。で、購入。

おう!良いじゃん!

 

この着火ユニットが抜けるところが堪らん。
これは、手巻きタバコの葉っぱを押し込む「タンパー」として使うものらしい。

ジリッ
 

もちろんこれだけでも火花は出せますし、ティッシュに火をつけるくらいは出来ます。

着火ユニットの下のネジを外すとフリントの補充が出来ます。
 

ガス充填可
 

火力の調整は出来ませんが、本体を水平にすると、ガス量が増えて火が大きくなる仕組みになっています。
パイプに火を付けやすいようにそうなっているらしい。 

うん、良いじゃん。良いじゃん。そういうカラクリ大好物だよ。

というわけで、お気に入りのライターと出会えました。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿