吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

折りたたみ自転車復活!

2010年03月13日 | 自転車
新カテゴリー「自転車」です。「車」から分けました。

手持ちの折りたたみ自転車を直しました。
東京出張に持って行ってとても便利だったのですが、なにせ一時は廃棄予定
だったくらいでかなりの期間、屋外に放置したこともあるのです。それゆえ傷
みがひどく肝心な車輪のベアリングまでイカれてしまっていたのです。
カタカタゴロゴロいって進まないこと甚だしかったのでした。

散々放置しておいて、たまに構って調子悪いなんて文句を言う…、なんか最低
のオトコみたいですねワタシ。
ネットオークションで格安で同型車を手に入れることが出来ました。
ジャンクという条件でしたが、一か所破損(これは構造上の弱点)が見られた
だけであとは非常にコンディションが良かったのでした。

こういう場合、まず迷うのはどちらを生かしてどちらを部品取りにするかとい
うことです。合理的判断ではネットで入手した方を生かすのが妥当なのです
が、手持ちの自転車を生かすことにします。

部品のグレードは最安レベルです。が、自転車の車輪に使われるベアリングは
かなりの安物でも調整次第で結構なところまで行けます。
グリスアップしてベアリングのクリアランス調整を丁寧に締め合わせてから移
植します。
フレームの一部も移植します。オリジナルは補修、改良後にまた戻すつもりです。

荷台は外します。16年間一度も使ったことがないので。
ドロヨケ、チェーンガードは必要に応じて付け外しします。
この自転車には変速機も付けられますし、各パーツのグレードアップも可能で
すがそれは様子をみながら考えることにしましょう。

うん、なかなかカッコ良いぞ。
フレームの塗装も褪せてネジ類にもサビが目立ちますが、機械の整備は万全です。

ヨーロッパの街角で見かける自転車の雰囲気が目標でしょうか。
結構古いモデルを使い込んで、一見ぞんざいに扱っているようでいて肝心なと
ころにはちゃんと手を掛けてあるのです。
着古したジーンズの感じが近いでしょうか。汚すことも厭わないけれど大事に
していないわけじゃないというあの感じ。新品には無い雰囲気ですね。

今後の活躍に期待です。

現状

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参考までに以前の姿

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