折りたたみ自転車にスタンドを付けてみました。
この自転車の使い方としては、軽トラか電車で現地まで運んで、そこでの街乗りを想定
しています。
そのためにまずスタンドを用意することにしました。
メーカー純正の一本スタンドがあるのですが、どうも不安定らしい。
僕は街乗り用自転車にはしっかりしたスタンド、いわゆる両足スタンドが良いと思って
います。
ツーリング車であれば、スタンドは一本足もしくはナシで良いと思うのですが、頻繁に
降りて自転車から離れる街乗りでは、車体を真っすぐに立てて保持出来るスタンドの
方が好ましいと思うのです。
一般のホームセンターなどで扱っている小径車は16インチあたりが最小で、スタンド
も16インチ用をたまに見かけるくらいです。16インチ用では8.5インチのこの自転車
にはいかにも大きすぎなのですが、ま、安さには勝てません。
500円を切る値段ですから。
より小さなものは特殊サイズになるので、専門店や通販に頼らなければなりませんし、
高価でもあります(たいした値段じゃないけどね)。
取りつけてから現物合わせで角度を調整するためにスタンドのストッパーをグラインダ
ーで削りました。
う~ん、やっぱり大きすぎ。
ただ、想定外に良かったことは、この自転車の前輪には普通とは逆の角度が付けら
れていて、それで普通に立てかけたりすると、ハンドルが180度回ってしまうのです。
長すぎるスタンドのせいで前輪の角度が立ってそのクセが抑えられるのでした。
この独特のアライメント(適度な安定性のためのハンドル軸の角度や前輪車軸の位置
関係)がこの自転車の個性なのです。
このまま変形させても具合が良いです。
変形時には自立すると実に便利です。
いずれもっとちゃんとしたスタンドを作ってやろうと思いますが、とりあえずはこれで良し。
あと、電車に持ち込むためにはすっぽりと包む袋が必要です。
それも作らないと。
袋はいろいろ試しながら作るので、自分でやります。
縫う部分は少ない予定、スナップボタンとベルクロテープを主に使用します。
立体裁断なし、マチなしで考えています。
着物、風呂敷、折り紙の発想です。
これぞ日本!
完全に平面になるので、畳む時に具合が良いはずです。
さて、うまく出来るかな。
仕上がったら
写真アップしてくださるかしら?
試作段階からアップするつもりですけど、
優先順位の低い作業なので、出来るのは
ちょっと先になると思います。