吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

カブ再起動2011

2011年01月27日 | 
先日、カブを再起動しました。

去年は出張が多かったので、仕事場に仕舞いっぱなしだったのです。
機械というのは程良く使ってやらないと却って具合が悪くなるものです。
ピストンが固着していたようですが、クランクシャフトを直にレンチで回してみたら
軽く復活しました。良かった。

前ブレーキも固着していたのを、何とか回して解体清掃しました。
去年の夏は平地では猛暑だったようですが、山は夕立が多くて湿気が多かったよ
うです。
僕は九州にいたので実感がないのですが。

外しておいたバッテリーは試走に先立つ1週間前から軽トラのバッテリーに並列に
繋いでおきました。
このバッテリーはタイ製の安い密閉型なのですが、もう3年以上経つのに調子良好
です。
セルモーターでの始動もちゃんと出来ます。
日本の冬を知らない国のバッテリーなのに優秀ですね。

試走した時、前ブレーキが手入れの甲斐あって想像以上によく効き、しかも路面が
ちょっと凍り気味だったのでロックして横に流れかけました。
あわててブレーキを解除して足で地面を一発蹴ってバランス回復できました。
ひえ~、ヤバかった。時速「おわ」キロ以上でこけたらさすがにシャレじゃ済みません。

家内の祖父の形見のこのカブも今年で24歳ですか。全く問題なしです。

再起動数日後、娘りーちゃんがカブで買い物に連れて行ってというので、スーパー
まで片道10キロ程度のお出かけです。
原付二種のカブ90は、合法的に二人乗り出来るのはありがたいです。
スペアのメットさえ用意しておけば、いつお忍びで来たどこかの王女様と出会っても
OKですね。
りーちゃんは相変わらずで、僕のことが嫌いだと言いながらよく一緒に出掛けたがり
ます。ツンデレ乙!

今年はカブで泊まりがけで出かけたいなあ。出来るかな。

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