吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

シャコンヌを聴きながら

2012年04月16日 | 原発・政治・社会

もう、肚をくくらないとね。

原発問題、少なくても福島の事故処理は僕らの世代の人生のスパンをゆうに越えるわけです。
それはつまり、僕らにとっては永遠と変わらないのです。
この先ずっと、この問題と向き合い続けなければなりません。
目を背けることも忘れることも出来ません。

どんなに痛みに満ちた無かったことにしたい過去であっても、それを変えることは出来ません。
未来方向にしか道はないのです。

これからは30数年来の敵、原発についても触れる機会が増えるでしょう。
荒れそうになる文章、怒りに満たされそうな心を抑えつつ。

こんな時に聴きたいのは、パッヘルベルのシャコンヌ F moll。
僕は音楽は中卒なので、ハニホヘってわかりにくいんです。
僕はシャコンヌという形式が好きなのですが、この曲は特に好きです。
美しさ、繊細さの中に力強さを感じるのです。
ああ、似合わないさ!オレには。

You tubeからふたつ上げておきましょう。

音量を上げて欲しいそうです。
Chaconne (Ciacona) in F minor for organ- Pachelbel

半音ほどピッチが高いようですが、標準ピッチ以前の楽器にはよくあることです。
Johann Pachelbel (1653-1706) Chaconne in F minor



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