吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

生き残るべき者

2009年11月29日 | 思うこと
なんとか家庭内インフルエンザは治まったようです。

僕も一時、調子が悪くなったのですが、すぐに治りました。
子供の頃、冬場に一カ月間熱を出さなかったことがないくらい場数を踏んだのが良
かったのか?
こんなに軽く子供達にも新型(H1N1)を経験させることが出来て良かった。
懸念された家内の喘息も大したことが無かったし。
万一の時は若くて美人で従順で料理上手で子供の扱いが上手くて、それからそれか
ら…な彼女を手配しなきゃいけないかと思っ…ぐふっ…思っていませんでしたけど。
ええ、そんなこと考えていませんよ。絶対に!

まあね、健康が一番なんですけどね。
気性の激しい娘についてはね、ちょっと弱ってしおらしい時の方が良い気もするん
ですけど。
元気になったとたん威張るし言うこと聞かないし。

僕だって自分の足のケガがから始まった体調不良で遅れたスケジュールを取り戻す
のに大変なのになんか今でも「あれやって、これやって」と言われるし。

いっそ放置して欲しいんですけど。

実のところ今、労働意欲バリバリなのです。
今まで集めた貴重なガラクタを修復したり、組み合わせて別の物を作ったりしたい
のです。
やりたいことがいろいろあって困るくらいなのです。

世は不景気でみんな大変です。
特に芸術系の仕事は真っ先に予算カットの対象となっています。
音楽なんて無くても生きていけるって言われていることでしょう。
特にクラシック系の演奏家の人たちは。

でもね、楽器演奏を含むあらゆる原始的、初源的技術、芸術の継承者の皆さん、皆
さんが身に付けたものは現在の社会や科学技術が失われても存続出来るのです。
もちろん、より困難な条件にはなりますが、ハイテク系のものとは違って昔むか~し
から人々が築き上げ、守り育てて来たものはたとえ時代が変わろうと生き残ります。
辛い時代はまだ続くだろうけどね。
苦しみも悲しみもみーんなネタに出来るのが芸術系の強みです。
ともに生き残りましょうぞ!

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