吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

子供らしい子供

2006年10月18日 | 思うこと
うちの子供の通う小学校でのこと。

田舎の過疎地のことですから、全学年ひとクラスですが、都会からの移住者の比率が高いので、あまり地縁的な人間関係の窮屈さもありません。
子供が子供らしいというか、ちょっと人なつっこ過ぎるくらいです。

先日、子供を迎えに行った家内が見聞きしたことです。
高学年の子供達が話をしていて、そのなかの男の子が声高に自分の知識を披露しています。
「俺知ってるんだぜー、ミッキーマウスってタヌキなんだぜー」
「えー!」
驚く一同!傍で聞いている方も驚きますね。
「えー、うさぎじゃないの」「あの腹はタヌキだよ」
「タヌキにしちゃしっぽが細くない」「でもあの顔の模様はタヌキだよ」
納得する一同。

家内も笑いをこらえるのに苦労したそうですが、いいですねー。こういう子供達。

子供はきちんと子供をやって、それからゆっくり大人になっていけばいいんです。
身の回りを見ても、○○大卒、院卒、なんてざらにいますがみんなフツーの人達です。
(フツー以下ってのも結構いますな)
子供達には健康と、生きる知恵を持って育って欲しいですね。

今日のニュースで、

08年新基準で判定なら…男98%女92%「不健康」
メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)などを防ぐために厚生労働省が2008年度から導入する健康診断・保健指導の基準では、受診者のうち何らかの異常を指摘される割合が男性の98%、女性でも92%に上る、との推計を大櫛(おおぐし)陽一・東海大教授(医学教育情報学)がまとめた。

とありましたが、つまり、健康であることはそれだけでエリートという世の中なのですね。

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