科学部は正統的な化学班と、オタクの集まりSF班からなっており、僕はそのオタクの方に在籍していました。時代は最初のガンダムが終わった年で、まさにオタクという概念が誕生して来る頃でした。
その科学部にはすばらしき伝統があって、僕はオタク的指向もさることながら、その伝統が気に入って入部したのでした。
それは、
「人生において数年の年の差は関係ないので、無礼でない限りは先輩も後輩も対等」
というものでした。
僕はもともと上下関係が嫌いでした。(今でもあまり好きでない)上下関係というものが常に強制や押しつけをともなうところがあってそれがイヤだったし、たいしたことのないヤツほど威張ることが多かったので。
そんな風だったから、中学時代、先輩と対立(時に対決だったり)することが多かった僕にとって、そこはとても快適な場でした。
そんなわけで、わりと運動能力が高かったので、体育系からのお誘いも多かったのですが、断乎として、科学部SF班に入ったのでした。
今でも、「何かスポーツしてたでしょう」とよく言われるのですが、特にしていません。学校とは別に、自ら鍛えていましたけど。
人生で数年の年の差は関係ないかもしれないけれど、あの年頃においては1~2歳の差はかなり大きいのもまた事実で、先輩達が自ら優位を主張しなくても、いや、それをしなかったからこそ、自然に先輩を尊敬できたものでした。
ほんと、尊敬してたんですよ、全然そうは見えなかっただろうけど(笑)。
活動といっても、みんなで部室で小説や漫画を読んだり、話をしたりしてまったりとするのが日常でした。他愛もない話でも、ちゃんと受け止めてくれる人達ばかりだったのは、本当に良かったと今でも思います。
改めて思い返しても、部活として何をやっていたのか、よく思い出せなかったりして。
部室は、部室長屋と呼ばれた、旧日本軍の厩を改造した由緒ある(つまりは古い)建物の片隅にあって、なかなか雰囲気の良い部室でした。
僕は、通学時間が長い方だったので、放課後学校に残ることが少なかったのですが、自由な学校だったので、文化祭の時などは、よく泊まり込んだものです。
イラスト系、ノベル系、ただのアニメ好き、プラモ・造形好き、などのメンツが揃っていました。
さらに、ゲーム(コンピューター)系がいて、それが次の話へと続きます。
その科学部にはすばらしき伝統があって、僕はオタク的指向もさることながら、その伝統が気に入って入部したのでした。
それは、
「人生において数年の年の差は関係ないので、無礼でない限りは先輩も後輩も対等」
というものでした。
僕はもともと上下関係が嫌いでした。(今でもあまり好きでない)上下関係というものが常に強制や押しつけをともなうところがあってそれがイヤだったし、たいしたことのないヤツほど威張ることが多かったので。
そんな風だったから、中学時代、先輩と対立(時に対決だったり)することが多かった僕にとって、そこはとても快適な場でした。
そんなわけで、わりと運動能力が高かったので、体育系からのお誘いも多かったのですが、断乎として、科学部SF班に入ったのでした。
今でも、「何かスポーツしてたでしょう」とよく言われるのですが、特にしていません。学校とは別に、自ら鍛えていましたけど。
人生で数年の年の差は関係ないかもしれないけれど、あの年頃においては1~2歳の差はかなり大きいのもまた事実で、先輩達が自ら優位を主張しなくても、いや、それをしなかったからこそ、自然に先輩を尊敬できたものでした。
ほんと、尊敬してたんですよ、全然そうは見えなかっただろうけど(笑)。
活動といっても、みんなで部室で小説や漫画を読んだり、話をしたりしてまったりとするのが日常でした。他愛もない話でも、ちゃんと受け止めてくれる人達ばかりだったのは、本当に良かったと今でも思います。
改めて思い返しても、部活として何をやっていたのか、よく思い出せなかったりして。
部室は、部室長屋と呼ばれた、旧日本軍の厩を改造した由緒ある(つまりは古い)建物の片隅にあって、なかなか雰囲気の良い部室でした。
僕は、通学時間が長い方だったので、放課後学校に残ることが少なかったのですが、自由な学校だったので、文化祭の時などは、よく泊まり込んだものです。
イラスト系、ノベル系、ただのアニメ好き、プラモ・造形好き、などのメンツが揃っていました。
さらに、ゲーム(コンピューター)系がいて、それが次の話へと続きます。
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