今週はちょいと頼まれ仕事です。
年配のおいさんと土木工事でした。
仕事の終盤、そのおいさんからの言葉が印象に残りました。
またどこかで行き会いましょう
その方も臨時雇い、僕も臨時の仕事。もう次に会うことはないかも
知れません。
また仕事をしましょうでもなく、単に会いましょうでもなく、行き会いま
しょう。
道を行く者同士がたまたま出会っただけ、連絡手段を確保するでも
ないけれど、また会えることがあると良いという淡い期待。
そう、僕らは行く者なのですね。
この世を生き、そして去る者。留まっているようでも流れ行く者。
さようならという言葉は世界で最も美しい別れの言葉だとも言います。
「左様ならば」つまり「そういうことでしたらば」。
別れたくはないけれど、互いの事情がそれを許さないのであれば仕方
がありませんね、という諦めの言葉なわけです。
その控え目っぷりが日本人らしいと言われています。
しかし、見方を変えれば一緒に居ることよりもそれぞれの道を行くこと
を選んでいるわけで、これは別れを超える力強い意思でもあります。
行き会うというのも、互いが互いの道をそれぞれに行く上で出会うこと
です。
自立した個同士の出会いです。
貴方は貴方の道を行き、私は私の道を行く。その道程でまた会えたら
良いね。
なんて風にはおいさんは考えてはいなかったかも知れないけどね。
でもとても素敵な言葉だと思ったのでした。
最新の画像[もっと見る]
- 聖地巡礼 7ヶ月前
- 聖地巡礼 7ヶ月前
- 聖地巡礼 7ヶ月前
- 聖地巡礼 7ヶ月前
- 驚愕の法改正 2年前
- 驚愕の法改正 2年前
- 出張先でのとある休日 2年前
- 出張先でのとある休日 2年前
- 出張先でのとある休日 2年前
- 出張先でのとある休日 2年前
この言葉はあなたにこそお似合いです。
いろいろお尋ねしたいこと、後になって思いついて・・・
またぜひお越しくださいませ。
大須は初めて行ったのですが、不思議な街ですね。
是非またゆっくり訪ねてみたい場所です。
今度は事前に連絡して資料も持って行きたいと思います。
どうぞよろしく。