吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

ファイナル・ピリオド

2022年07月01日 | 

どうも、吉倉です。

愛機ダイハツハイゼットバン、正式愛称Blauw valken(ブラウ ファルケン=蒼いブタ)通称蒼ブタ号の車検を取ってきました。

第四期決定

今回の車検はちょっと苦戦しました。
排ガスとまさかの左前の車幅灯で引っかかって再検査。
まあ、排ガスはよく見てやってなかったので仕方がないといえるけど、左前の車幅灯は出かける前にチェックしたのよ!
車検場に行くまでに球切れを起こしたのでした。
ちょちょっと調整して再検査で合格。

でも本格的整備は車検後なのです。
部品調達の関係で車検に間に合わなかったので。
車検なんぞは最低限の整備で通るものなので、予防的整備は後でも良いのです。

今回の整備メニューは「タイミングベルトとその周辺交換」です。
具体的にはタイミングベルトとテンショナー(ベアリング)とカムシャフトとクランクシャフトのオイルシール交換。
タイミングベルトはエンジンの命綱でアキレス腱です。
デビュー当時は10万キロ無交換を謳っていたものですが、切れる事故が多数発生して結局車検毎か一回置き交換が常識になってしまいました。
現在では材質も向上しているので、初期よりはずっと良くなっていますが、それでも嫌われ、今は改良された古い形式のタイミングチェーンが復活しています。

古いタイミングベルトは10万キロは越えていると思うのですが、視覚的には全く劣化していませんでした。
カムシャフトのオイルシールもしっかりしていました。
クランクシャフトのシールはかなり傷んでいてここからオイル漏れしていました。
クランクシャフトのシール後ろ側はすでに交換していてそこからはオイル漏れはしていません。

交換しても特に具合が良くなるわけではない部分ではありますが、安心感は得られます。
あとオイル漏れもかなり減るはず。

あとは発注済みのブレーキディスクが着いたら交換。

おそらくこれがこのクルマの最後の車検。
これがファイナル・ピリオド。

さあ、ケリをつけようゼ!

 

 

 


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