雪が止んで晴れていくらか融けたからと言って安心してはいけません。
融けた雪が再凍結してツルツルになるのです。
むしろ融けていない日陰などはザクザクの雪で、この方がタイヤのグリップは良いです。
前回に続いて今回の冬も二輪駆動で立ち向かうことになってしまったので、慎重な使い方が要求されているわけです。
この車はエンジンが前で駆動輪が後ろ、FRと言われる形式です(これは日本語のようです)。
後軸荷重が軽いので、後ろに荷物を積んでおいたほうが良いというのは前回書きました。
それでも雪道で前進はともかく後退は非常に弱いのです。
ほとんど水平な下りでも後退出来なかったりします。
方向転換が結構難しいのです。
傾斜を常に意識して行動しなければなりません。
スピンターンは良い手ですが公道上ではちょっとね。
リードオルガン修復用のラバークロスを分けてもらいに同じ伊那市長谷の奥地のYさんのところに行ってきました。
結構山奥です。平家の落人伝説の地です。
幸いキレイに除雪してあったので、チェーンを使わずに行けましたが、傾斜の関係でYさんのところでターン出来なかったので、一度通りすぎてから方向転換しました。
実はこれがパーキングブレーキ(後ろ二輪に効く)で止まれる限界です。
後ろから押すと滑り落ちます。
仕事場の坂、降りるのは楽なんだけどねー。
登りは助走を付けないと上がりません。
雪が融けて再凍結したせいで、雪が降っている時よりも滑ります。
後輪駆動の車は滑るとクルッと向きが変わリ易いので要注意です。
前輪駆動や四駆は滑るとむしろ曲がらなくなる傾向があります。
どうぞ皆様お気をつけて。
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