吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

もしも自分がたくさん居たら

2009年04月19日 | 思うこと
また仕事の催促のお電話が来てしまった。
雑事でなかなか進まないのです。
申し訳ない限りです。

ひとりでやっていて、仕事場と自宅が離れていることもあり、自宅での用事があった場合、仕事が完全に止まってしまうのです。
仕事場と自宅が70キロ離れているとはいえ、時間的には首都圏の30キロくらいに相当するので、まあ、普通に通勤圏内の移動に過ぎないのですが。

…はぁ…

こういうとき自分が何人も居たら良いのにと思ってしまいます。
すでに現実逃避に入っています。

別の自分が居たとしたらあなたはどうですか?

僕は、今ならば全裸で肩を組んで楽しく踊ることも出来るでしょう。
昔だったら…、全力で戦って倒すことを望んだでしょうか。
自分自身への苛立ちや怒りをぶつけたでしょう。

程度の差こそあれ、若い頃は自分自身をなかなか受け入れられないものです。
夢、希望、それから欲、苦しみの源としての自分自身と折り合いを着けるのはなかなかに難しいものです。

さて、じゃあもし、それが出来たら?
基本的には交代制でやりたい色々、やらなければならない色々を同時にこなせれば良いかな。

まず一隊は、勉強ということで、世界各地へ。
次の一隊は、情報収集及び営業ということで、おねいさん達とお付き合い。


……!

仕事をするヤツが居ない!?

さすがワタシである。

ふっ、ふふっ…。空想の世界でさえ都合良くは行かないのね。

なら都合良い空想とは?

別の自分に、仕事、オルガンのみならず、稼げることを何でもやってもらって、家族の面倒と日常の雑事をこなしてもらって、この僕は、勉強ということで外国へ、そして情報収集と営業ということでおねいさん達とお付き合い…。

ああ、そうだね。結局そうなんだね。僕達の心はひとつだ。

しょーがない。妄想してないでがんばろう…。

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