●色彩俳句377・光彩9・服部鹿頭矢1・2018-5-2(水)
○「深海の光を放つ螢烏賊」(「馬醉木」200807)(服部鹿頭矢1)
○季語(螢烏賊・晩春)(→「俳誌のサロン>歳時記」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:光源は「ルシフェリン」と呼ばれる物質であるとか。海の深度が深くなればなるほど光は失われる。しかし螢烏賊は深海の光を凝縮させたような光彩を放つのである。
●服部鹿頭矢(はっとりかずや)
○好きな一句「天領の花守に鯉飼はれをり」(「馬醉木」200807)2
○季語(花守・晩春)(→「俳誌のサロン>歳時記」より引用)
【Profile】:1940年愛知県名古屋市出身。1959年「馬酔木」に投句、→水原秋櫻子に師事。1964年「鯱(しゃち)」創刊と同時に入会。1972年「鯱」同人。1974年鯱賞。1988年「馬酔木」同人。2010年「鯱」主宰。2011年俳人協会評議員。
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