●方法俳句395・比喩(直喩)=やうなる16・田代青山1・2018-9-6(木)
○「木琴のやうなるベンチ涼新た」(田代青山1)
○季語(涼新た・初秋)(「俳句界201608」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:直喩(やうに・やうな・ような・やう・やうなる)の16回目です。ずばり明快な比喩。「木琴のような」木製のベンチです。涼し気な風の中に音も聴こえそうです。
●田代青山(タシロセイザン)
○好きな一句「指にはさむ蜻蛉の翅の寒冷紗」2
○季語(蜻蛉・三秋)(引用同上)※寒冷紗(かんれいしゃ):植物を覆う被覆資材の網目状の薄い布のこと。この句の場合は翅の比喩として。
【Profile】:1949年大阪市出身。1985年中島双風主宰「四季吟社」、1995年→辻田克巳主宰「幡」入会のち2009年退会。2010年「星だより」創刊主宰。「梟」同人。俳人協会会員。
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