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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●色彩俳句337・柿渋色1(かきしぶいろ「#9f563a」)・小原菁々子1・2017-06-28(水)

2017-06-28 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句337・柿渋色1(かきしぶいろ#9f563a」)・小原菁々子1・2017-06-28(水)
○「胡坐して大きく使ふ渋団扇」(小原菁々子1)
季語(渋団扇・夏) 「あぐらしておほきくつかふしぶうちは」(→「昭和的な夏」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「渋団扇」とは表面に柿渋を塗った、じょうぶで実用的なうちわ。使用するときの心構えです。胡坐をして大きくゆったりとした心持で。

 

小原菁々子(おはらせいせいし)(1907~2000)
○好きな一句「古墳の絵貫く月日地虫出づ」(福岡県吉井町若宮八幡宮に句碑)2
季語(地虫出づ・春) 「こふんのゑつらぬくつきひじむしいづ」

【Profile】:福岡県博多廿家町出身。18歳で俳句に親しみ、1927年、→河野静雲に師事。俳誌「冬野」を継承主宰。ホトトギス同人、伝統俳句協会評議員。福岡市文化賞(1980)福岡県文化功労賞(1983)西日本文化賞(1984)受賞。


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