■挿絵俳句640「暖かし遺品の匣に囲まれて」(『遠景』2024)（鎌田透次）

●挿絵俳句640・暖かし・透次654・2024-03-23(土)
○「暖かし遺品の匣に囲まれて」(『遠景』2024)(→鎌田透次654)【→Haiku and Illustrationへ　→第14句集50句へ】
○季語(暖か・三春)

It's getting warmer
surrounding myself with
boxes of your personal effects / Touji

【作句メモ】：未整理の箱は妻の衣類などの箱が多い。箱が堆く積まれた部屋の中に独り。雪柳の花は咲き満ちた。季節は否応もなくやって来る。