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現在80台前半、70台前半の方は学生デモが盛んだった世代ですね。
前者は樺美智子さんに象徴される安保闘争、後者は学園紛争と呼ばれ、当時、ほとんどの大学、高校が紛争に突入しました。
妹もその一人で、旧帝大に行っていましたが大学紛争の上に佐世保エンタープライズ事件が起き、ほとんど家に帰ってこず、闘争に学生時間の全てを費やしていました。
ブント、中核派なんて言葉を聞くと今でも緊張します。
その後、活動家達は、社内で組合闘争を恐れる企業に就職も難しく、塾の先生になったり、細々と起業したり、今でいうフリーランスになった人が多かったようです。
妹も(世俗的には)人生を棒に振った一人です。
最近、ある大学医学部入試で合格者の男女差が明るみになったとき、芋づる式に医学部の闇のような問題のひとつとして「医局の無給医」を取り上げていました。
「そもそもは医学部の「無給医制度打破」があの学園闘争の発端だったのよ。
この前、ニュースみて驚いたわ、まだ無給医制が続いていたのかって」
「結局、なーにも変わっていなかったのね」と呆れていました。
それから50年、デモは消えたか、というとそうではありません。
「SNSデモ」という形に変わってきた感じがします。
昨日、検事定年改正法や大きな問題を含む種苗法が先送りされたという報道がありました。
無視できないSNS、、、、
行き過ぎれば報道統制の危惧もありますが、健全に機能すれば直接民主主義的な意味を持つ気がします。
こんな鬱陶しい日が続くと面白くもない超真面目なブログになります。
早く晴れないかなぁ、、、、、
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