１９８９ ３７

　棋譜研究のつづき。「１９８９」の2013年チャンピオンシップ決勝戦、第３ターンから。

　共産党の手札は以下のとおり。

「ヘルシンキ宣言」

「フィデス」

「ハンガリーの得点」

「インテリゲンチャ」

「チャウシェスク崇拝」

「戒厳令の遺産」

「反体制派の逮捕」

「ヤン・パラフ追悼週間」

　山札はトワイライトストラグルと同様に第３ターンでシャッフルされる。共産党プレイヤーは「西側を魅了するゴルバチョフ」が相手の手札に入ってしまったことを知り落胆しているはずだ。

ヨット １５

　基本部分のヨットを何回かくりかえして、この思考ルーチンの最高点（変数HS）と平均点（変数AV）を見てみよう。

　初期設定の前にプログラム追加。

　終了サブルーチンの後に追加。

　サンプル採取100回。最高点77、平均点54。

　もう100回、最高点79、平均点50。

ヨット １４

　つづいて「どのサイコロを振りなおすか」の思考ルーチン(@think)を作る。

　シンプルに大きい目を優先して出目を形成する。


　動作確認。１回目、55点。

２回目、74点。


３回目、62点。


4回目、54点。


5回目、67点。


　正しく動作している。

ヨット １３

　得点選択の思考ルーチンをシンプル化。forループ３つにまとめてみた。

　動作確認。

　目がそろわなくて「2」が1個のとき、コンピュータは「1」を選択して０を得点した。改善の余地があるかもしれない。

　試行錯誤のすえ、思考ルーチンはやはりif文羅列のままにしておいた。こちらのほうが後々ヨットセクションに対応できるだろう。