シナリオ選択ルール「燃える男」。Dチーム抑えピッチャーの１人目、「みゃーした」に替わって「ほぴの」が入る。ただしこれは、必ずしもDチームの戦力強化にはつながらない。
なお「ほびの」の能力値は同じタイプであるLチーム「ひだしお」のデータをそのまま転用した。ペナントレースはデフォルトで全130試合。采配はすべてコンピュータが行うものとする。
シナリオ特別ルール。Gチームの7番ファーストには「はたはた」の替わりに「わん」が入る。
いっぽうその頃ナゴヤ球場ではDチームの監督・星野が主審に詰め寄っていた。星野が怒りをあらわにしたのは、自身が出した「ぶつけろ」のサインによって乱闘事件がおこったためである。
星野「この野郎！うちの可愛い選手に手を出されて黙ってられるか！」
宮下「か．．．監督（じわっ）」
星野「宮下、もうお前は下がっとれ！後はわしが投げる！」
宮下「いや．．．そういう問題では．．．」
中村「それは．．．ちょっと．．．」
立浪「監督、それはルール違反です」
落合「無理でしょ」
ベストプレープロ野球（1988年7月発売、ASCII）、仮想シナリオ「THE KING IS BACK」。
王巨人5年目のシーズンがはじまった。前年リーグ制覇の立役者である江川・松本が引退、クロマティ・吉村・山倉がケガで戦線を離脱、さらに追い打ちをかけるように中畑が「ワン公発言」により退団を余儀なくされていた。1988年某日、渡邉邸にて。
Gチームオーナー「それでどうするのかね、王くん。今年こそはLチームを倒して日本一にならなければいけないよ」
王「もちろん、私もそのつもりでいます．．．私にはまだ奥の手があります」
Gチームオーナー「ほう．．．奥の手？」
