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空戦マッハの戦い38

2024-10-26 20:52:05 |  戦術級空戦ゲーム

[11.16]プルスルー飛行例
すでに3ターンのタイプ3上昇を終了している、スロットル設定10および飛行高度域HIのF-4E ファントムを仮定する。この状態におけるタイプ3上昇でF-4Eは、移動力の6への低下により高度レベル3の上昇が可能である。

スロットル10、高度レベル150(高高度)と仮定してゲームを開始する。

ターン1。タイプ3上昇を開始。高度レベル3を得て、移動力は6に低下する。自然加速で移動力は7。ファントムは7ヘクス前進。高度レベル153(高高度)。

ターン2。タイプ3上昇を継続。高度レベル3を得て、移動力は6に低下する。自然加速で移動力は7。ファントムは7ヘクス前進。高度レベル156(高高度)。

ターン3。タイプ3上昇を継続。高度レベル3を得て、移動力は6に低下する。自然加速で移動力は7。ファントムは7ヘクス前進。高度レベル159(高高度)。

ターン4。プルスルーへ移行。ファントムの最大推力減殺数は10ゲージ分であるため、スロットルは9に低下。高度レベル3-1=2を得て、移動力は6-1=5から0の間に低下する。プレイヤーは移動力5を選択。ファントムは5ヘクス前進。高度レベル161(高高度)。

ターン5。プルスルーを継続。強制推力減殺は不要。プレイヤーは移動力3を選択。ファントムは3ヘクス前進。高度レベル163(高高度)。


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空戦マッハの戦い37

2024-10-26 19:09:55 |  戦術級空戦ゲーム


[11.0]特殊飛行

「ここに述べる特殊飛行の章は、航空機が通常飛行で定められたルールを超越して実施する飛行について、その手順と方法を示したものである。よって、競技者諸君がこれをマスターすれば、通常では完全に不可能な飛行機態を機にとらせることもできるようになる。」

「しかし、ここで述べるマヌーバーとは、空戦時における航空機の特殊飛行を指しているわけではない。なぜなら通常の空戦時における機の飛行はこのような特別の性格を必要とするものではなく、きわめて“普通”に行なわれるからである。」

以上、ルールブックより抜粋。たしかに現代の空戦は、レシプロ機時代のそれと違って背後の取り合い(いわゆる「ドッグファイト」)にはならないのではないかと思う。

例。F-14は映画『トップガン』などでドッグファイターのイメージが強い。しかし同機がイラン・イラク戦争で撃墜した149機はすべて視程外誘導ミサイルによるものであり、ドッグファイトは1回もしていないのだそうな。

参考文献:さぶかるSUB「最も敵を撃墜したジェット戦闘機は?」


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