竜王戦第１局が東京の能楽堂で指され、藤井聡太竜王(21)が伊藤匠七段(20)を82手で破り、1勝目を挙げた。
後手の藤井竜王が終始攻勢を保ち、押し切った。
竜王戦は名人戦と並ぶ権威と、最高賞金額を誇る棋戦。
第２局は17、18日に京都の総本山仁和寺で指される。
藤井竜王と伊藤七段は同級生で、子供の頃、藤井竜王が伊藤七段に負けて、号泣した話は有名。
藤井竜王を泣かせた男、伊藤七段は藤井竜王に遅れること3年、17歳で棋士になった。
今回の竜王戦の挑戦は下位からの下克上だった。
やっと藤井七冠に同世代のライバルが現れた。
今回の竜王戦は合計年齢が史上最年少タイトル戦だ。
これからも2人はいいライバルであって欲しい。
生涯の好敵手がいなきゃあ、面白くない。
現在、前人未到の八冠制覇に王手を掛けている藤井七冠。
11日、京都での王座戦獲得へ向け、いい弾みになった❗