今日午前11時から、今夏、最後の検査を受けた。
兎に角、この7、8月は県立尼崎総合医療センターに通い、検査、治療が立て続けにあった。
まず、こんなことになるとは露知らず、眼科のかかりつけ医の紹介で淚道閉塞症の手術を受けた。
7月28日のチューブを淚道に通す手術は大変だった。
でも今はすっかり落ち着き、目も普通に戻っている。
後は2か月後にチューブを抜いて貰うだけ。
まあ目の方は一件落着かな。
もう一つは大腸内視鏡検査から始まった一連の検査。
幸い希少大腸癌はセーフということになったが、その過程で膵管に狭窄が見つかった。
その正体?を解明するために今日、超音波胃カメラ検査をすることになったのだ。
どうするかと言えば、胃か十二指腸から隣にある膵管の状態を超音波胃カメラで診るのだ。
普通の胃カメラは何度も経験あるが、これは初めてだ。
まず喉を痺れさせるゼリー状のモノを飲む。
それから施術台に寝せられ、鎮痛剤の点滴、心電図、オキシメーター、鼻からは酸素、血圧計等を装着、検査が始まる。
確か、眠っている間に検査が終わるハズだった。
しかし、僕の意識はハッキリしている。
検査が始まった。
喉にカメラが通る。
おえっとなるが、我慢。
カメラが下っていくのが分かる。
腹の中を蠢く。
その度に痛っ、抜いてくれと心の中で叫ぶ。
検査をしている男女の医師の会話が丸聞こえ。
「これが胆管、膵管は。あったあった。狭窄部位はどこ。あった。あった。オペ…。上手く撮れたぞ」などと気軽に喋っている。
その間、30分くらいか。
「終わりました。抜きます」の声にほっとした。
あ~あ、よう耐えたな、俺。
「オペ」いう言葉が気になるが、まあ宜し。
明日、主治医からの説明がある。
こうして、僕の最後の検査は終わった。
とんだ夏だったな~。