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ワシントンでトランプ大統領と大喧嘩になったウクライナのゼレンスキー大統領は、イギリスに飛び、スターマー英首相と会談。
その後、欧州首脳サミットが行われ、スターマー、マクロン仏大統領などはウクライナ支援、ウクライナを含めた停戦案の作成、停戦後の平和維持部隊の派遣などを話し合った。
またイギリス、フランスでトランプとゼレンスキーの関係改善の仲介なども。
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今回のトランプとゼレンスキーの決裂は欧州に危機感を持たせ、団結させる意味では良かったのでは。
それと停戦ムードを高めたのは。
しかしトランプには民主主義、自由主義、人道主義と言ったモノに対する価値観がない。
あるのはカネ、カネ、カネのディールのみ。
こんな人間を大統領にしたのが、そもそもの間違い。
彼のメンタリティーはプーチンとか習近平、金正恩などの独裁者に近いのでは、と僕は思う。
だから彼は彼らとウマが合う。
イーロン・マスクも同種の人間だ。
彼らはワンマン経営者として辣腕を振るってきた。
それを利害関係が錯綜する政治の世界に持ち込んで来るから、ややこしい事になる。
トランプは世界中に関税を掛けて、自国第一の保護主義に一直線。
今回の大統領選はインフレに苦しむアメリカ国民の民主党政権批判で勝ったようもの。
高関税を掛け続けたらインフレが激化するだろう。
あれだけデフレに苦しんでいた日本も、現在はインフレで国民は苦しんでいる。
経済は人為的に操作出来ないのだ。
早晩、トランプ政権も高インフレに苦しむ事になるだろう。
トランプが威張ってられるのも、そう長くはないと僕は思うし、それを願っている。
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