月に1度必ず飲む同期のHが前立腺癌にかかった。そして、昨日、手術した。
昨日は用事があり、結果が分からなかったので、気になった。
そこで「来るな!」とは言われてたが、昼から馬券を買う前に、西宮市の総合病院に覗きに行った。
Hは僕と違ってまだ現役だ。整理部長から編集委員をしている。
Hははっきり言って偏屈で、単純な僕と違ってとても扱いにくい人物だ。
だから今回の入院、手術も「いややなあ。ほんまに。見舞いなんか来んでええで」と言われていた。
しかし、6時間にわたる手術だと聞いた。成功したかどうか気になるではないか。
病院に行ってみると、もう病室に移されていた。点滴がたくさんぶら下がっていたが、元気そう。
「生きとったか?」と聞くと「来るな言うたのに来たんか。ああ気分が悪なった」と憎まれ口を叩く。
これならもう大丈夫そうなので、早々に退散する。生きてて良かったと安心した。
待合所で奥さんと話した。転移もなく手術はうまくいき、来週の土曜日には退院できるとのこと。
良かった!
奥さんからは「偏屈な主人で友達も少ないでしょうから、宜しく頼みます」と言われた。
当分は酒は飲めないとのこと。
また飲めるようになったら、酒でも酌み交わして罵り合おうぜ。
僕ががこんなことを書いてるのを知ったら、烈火の如く怒るかな?バレんことを願う。