井上、ロマチェンコ、カネロらとパウンド・フォー・パウンド(PFP)のトップを競っているWBO世界ウェルター級チャンピオンのテレンス・クロフォード(32=アメリカ)が、同級第1位のカバラウスカス(31=リトアニア)とタイトルマッチをNYマディソンスクエアガーデンで行い、9R44秒TKO勝ちした。
とにかく強い。3Rにカバラウスカスの強打を浴びピンチかと思われたが、すぐ巻き返し、7Rにダウンを奪う。
8Rに入るともう一方的。9Rに連打でダウンを奪うと、立ち上がったカバラウスカスを右フック一発で倒しTKO勝ちした。
強すぎる。7連続KO防衛。
ウェルター級統一も時間の問題だろう。
クロフォードはWBOライト級チャンプからスーパーライト級に転向すると、4団体を統一し敵なし絶対王者に。
新たな敵を求め激戦階級ウェルター級に転向、WBOチャンプになり3度目の防衛戦だった。
この日までの戦績は35戦35勝26KOだった。タイトル戦は13連勝(10KO)と驚異的。PFPトップクラスと言われる由縁だ。
相手のカバラウスカスも強豪で、ここまで22戦21勝17KO1分だった。