天涯孤独男のつぶやき!

もうこの歳になると怖いモノはない。何でも好き勝手書かせてもらいます。多少辛口になります。ジャンルは世の中のことすべて。

露ウ戦争、即時停戦しかない⁉️

2023-06-14 20:00:09 | 日記
僕は今回の露ウ戦争、ロシアが一方的に国際法を破った侵略戦争だと思っている。
だから、ウクライナからロシアを追い出すまで戦ったらいい。
できるならプーチンのクビを取ればいいとも思っている。
しかし、僕の好きなアメリカ外交の専門家・手嶋龍一とロシアの専門家・佐藤優の新刊は、「即時停戦すべき!」と表明している(写真)。
確かに、このまま戦争を継続すると、先日のドニプロ川のダム決壊とか予期せぬ悲劇が無数に起きるだろう。
その最悪のシナリオが追い詰められたプーチンによる核攻撃、第3次世界大戦だ。
本書では、その最大の悲劇が起きる可能性をロシア、ウクライナ、アメリカ、EU、中国、北朝鮮、日本などを通して分析している。
それを避けるには即時停戦しか選択肢はないと結論付けている。
まず、アメリカのこの戦争での「利益」は何か?
アメリカはウクライナに自国の兵器を無限に供与している。
ご存知のようにアメリカの軍産複合体は巨大だ。
老朽化した兵器が溢れるほどある。
それをウクライナに供与し、兵器の更新に役立てている。
軍需産業には巨万の富が転がり込んでくる。
そしてロシアの弱体化を図りたい米政府も、長期化させることで自国の兵士の血を一滴も流さずに、その計画が実現できる。
核戦争にさえならなければ、こんないい事はない。
アメリカは戦争の長期化を望んでいるのではないか。
けれども長期化させれば、どんな不測の事態が起きるか分からない。
勿論、一番悪いのは国際法を踏みにじって侵略したプーチンであることは言うまでもないが。
それを大前提に本書では即時停戦を訴えている。
皆さんどう思います。
僕は半分同意します。









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2 コメント

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Unknown (多摩爺)
2023-06-14 20:33:40
半分同意には、私も賛成です。

とはいえ、いま停戦したら、ゼレンスキー大統領が国内で吊し上げを食らうので引くに引けないと思います。

ゼレンスキー大統領が戦死なら、代わりの指導者が出てくるでしょうが、国内の吊し上げで失脚したら、ウクライナはイチコロでロシアに押し切られるでしょう。

ロシアが核兵器を使うか、原発に攻撃するなどの不測の事態にならない限り、既に怒りの沸点を超えてしまったウクライナ国民は、体が疲れても、心が折れることはないと思っています。

さらに停戦しても、各地でゲリラ戦があったりして、小火が大火を招きかねない状況でもあり、
ウクライナの国民が戦う意思を持ってる間は如何ともし難い状況だと思います。

今年から来年にかけて予定されている、スポーツの世界大会や、オリンピックからロシア排除されるのを見て、プライドの高い国民がどう思うか、短期的にはそれを見守りたいと思います。

纏まりのないコメントになり、大変申し訳ございませんでした。
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Unknown (wada67miho)
2023-06-14 22:24:17
多磨爺さま

著者達は「この戦争はアメリカに管理された戦争」だと言ってます。アメリカは武器供与はするが、ウクライナには勝たせない。ロシアをそこまで追い込んだら、戦術核を使う。そしたらNATO軍は参戦せざるを得なくなる。
そうなると、戦略核も使う核戦争、第三次世界大戦になる。
アメリカは絶対にそれはしたくない。だから、この戦争はだらだら長引くと。
それは本文にも書いたように、ロシアを弱らせるし、軍需産業も喜ぶ。
そうなると夥しい死者が出ます。現に出てます。そうさせない為の即時停戦と言う訳です。
ゼレンスキーは2014年に取られたクリミアも取り返し、ウクライナからロシア軍を駆逐するまで戦うと言ってます。
そうなると、この戦争の終わりは見えませんね。現実には。
全く先が読めないですね。
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