人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

言葉の重さ

2013年04月15日 | 舞台
 さだまさしのコンサートを二年ぶりに楽しんだ。彼のトークは、
テンポといい間といい内容といい最高だ。歌は・・・歌詞を知ら
ない歌は少し退屈した。美しい声とメロディは素敵なのだが、
残念なことに歌詞が1割くらいしか聞こえなかったからだ。

 静かな曲はよかったのだが、バックに音楽がたっぷり入ると
歌詞が殆ど分からないのだ。言葉って大切だなと改めて思った。
 
 彼の歌の魅力は、あのベルべット・ヴォイスと、甘やかで時に
勇壮なメロディー、そして素晴らしい歌詞だ。初めの二つは仮に
難があったとしても(もちろんなかったが)歌詞が聞こえないのは
堪えた。楽しめない。だから何曲かは目を閉じて眠ってしまった。
あ~勿体ない。

 私だけかと思ったら一緒に行った4人全員がそうだった。耳の
せいではないと知ってホッ。ホールの設備の問題だろうという事で
納得。とにかく大部分は好かったので、美味い料理とワインでさらに
好い気分になって帰敦。いいガス抜きになった。

 日曜日は私の朗読ライヴの日。近づくにつれ、前に胃潰瘍になった
所がチクチク痛んだ。楽しんでメニュー創りをしていたのに・・・。
 何を演るかハッキリするにつれ、”言の葉”が重いのだ。

 本番はM嬢の細やかなお手伝いに助けられて何とか終了。お客様は
少なかったが、幼馴染や同級生も来てくれて嬉しかった、しかも最前列!
初めてトークを混ぜるのでチト張り切った。

 
 いつか、作品に負けない言葉を持ちたいと、痛切に感じた。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 好い予感を現実に | トップ | 朝から朝へ »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はまちゃん)
2013-04-29 22:10:29
私もさださんのコンサートを見ましたが、若いころ作られた歌のほうがすんなり入ってくる気がします。
返信する

コメントを投稿

舞台」カテゴリの最新記事