中身は？

　過日上京の際に日本民藝館へ行ってきた。
　　＜民藝館内部＞
　収蔵物の「多民族の歴史的生活用品」の多さと建物自体の剛健な姿に感銘を受けた。

　岸田首相は出来もしない減税をぶち上げて国民を馬鹿にし、党内からも突き上げを食らって目を白黒。
　眼鏡のピエロ人形には向いているかも知れないが中身が肝心の政治家には全く不向きな人だ。
　　
　内閣府の人たちは「丁寧な説明」という言葉が好きなようだが、第二次安倍内閣以来この言葉は単なる「御旗」でしかなく、説明を尽くすという中身を伴ったことはただの一度もない。

　私たちもそれに慣れ「どうでもいいや」と日和見になってはいないか。
　マイナンバーカード、防衛費、時間給、ジェンダー、教育問題等々･･･議論を尽くさないままで本当にいいのか。

　傍観は加害と表裏一体だ。

　13日（金）に一乗谷へ図書館主催のバス旅行に行ってきた。
　快晴の空は飛行機雲のスクランブル♡低空時は太い雲に、高空時には細く細く糸の様な雲となって消えてゆく･･･その美しさに見とれた。

　現地のガイドさん（女性）二人は篤い郷土愛で説明を尽くしてくれ、みな大いに感動し学び笑って寿命が延びた。
　中身のある「丁寧な説明」を研修しに「自称政治家」先生らは一乗谷へ即刻集結せよ！

　私は、一緒に歩いた友人の万歩計によると約1万5千歩も歩いたらしく寧ろ寿命が縮むほど膝痛で辛かった、というのが本音（情けない）。
　帰りのバスで「疲れた顔してどうしたんですか⁈」と疲れ知らずの先輩同乗者に言われて大反省。
　
　幸福だから笑顔になるのではなく、笑顔でいるから幸福がついてくるんだったなぁ。