人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

変化の季節

2024年11月19日 | 徒然
 灯油ストーヴの上で薬缶がしゅんしゅん湯気を出している。
 音響工学でホワイト・ノイズと言われるこの音には精神鎮静作用があるそうだ。
 茶道の世界でも湯の湧く音を「松風」と呼んで楽しむとか・・・どちらも最近読んだ小説で知った。

 いきなりの気候変化で日常が冬の風情に一気に彩られてゆく。

 トランプが返り咲き、兵庫県知事も返り咲いた。
 敦賀2号機の再稼働は原電(日本原子力機構)の相次ぐ不誠実な対応(事故)と原発推進に熱心だった高木氏の落選で新増設も一応は消えた。

 <今年から来年へ否応なく月日のバトンは渡る>

 東大名誉教授のR・ゲラー氏は「地震は予知できない」と何故言えないのか、と政府関係に訴えている。
 予報をやたらと数値化して「近々南海トラフが起こる」などと民心を煽るのではなく「政府の独占している地震データを民間へ公開すれば日本の地震学研究は飛躍的に進歩するはずだ」とも。
 
 詩人:谷川俊太郎が92歳で大往生した。
 人類へ偉大な遺産を全て残し二十億光年の彼方へと去っていった・・・宇宙人のように「ネリリ、キルル」しながら。

 何事も子供のよう「これはぼくのだ!」と囲い込んでいては人類は前に進めない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 言葉の解像度 | トップ | 冬の光 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

徒然」カテゴリの最新記事