信頼と成長

　早朝から蝉が元気だ。（暑いッス!!）

　奈良県の山奥で作陶する辻村史朗という芸術家を知った。
　「プロセスではなく結果が大事」と明言する彼はしかし、自身の作陶のプロセスに拘りと愛を持っている。
　素直な笑顔が子供のように可愛いのに、中身は実に剛直な人だと思った。

　何年も山中に置かれ風雪を経て後、再び彼の手で掘り出された作品群は世界中の美術館に並び、美しい姿で人々を癒やし続けている。
　その器達は、時の流れを超えて人格をさえ感じさせる。（画面でしか観たことないけど）

　人は信頼され大事にされた分だけ成長するという。

　例えば彼のように土を通して自然界と渾然一体となった人は、何かに信頼されるのだ。
　そうして宇宙のような美の世界への通行証を手にし、次々と新たな扉を開けてゆくのだろう。

　　＜私の信頼に応えて成長（劣化）を続けるひまわりと雑草たち＞

　今週の名台詞
　「人生は誰かと比べるものじゃなく、自分で選ぶもの。何をどう選ぶか考えるのを諦めた瞬間、大事な夢も消える」

　今週の素朴な怒り
　「自民党が潤沢な党の資金でやればいいのに、なんで国葬 !?」