朗読なぎの会 第１７回公演 終了

　時間に余裕があったので焦りはしなかったが、自他ともに高齢化
でスムーズに稽古が進まず、何とももどかしい日々だった。

　しかし、自分ひとりでは体力的に辛かった事を、ここ数年は会員の
皆さんが積極的に分担して下さるようになり、今回は特に楽をさせて
もらった気がする。
　会場入りしてからはプロ・スタッフの仕事に支えられた。持ち場を
超えて手伝って下さったのにも助けられた。

　照明と音楽そして大道具が揃うと、見栄えがグンとアップする。
　会員たちも、舌が転んだり滑ったりは多少あったが、本番が一番
生き生きして素敵だった。

　観客にも恵まれた。いつもながら温かい眼で見てくださったお陰で
多々笑いの反応を頂いて、会員たちも乗ったようだ。今回はビデオも
ちゃんと撮れたようなので、着替えで忙しくて舞台をまともに見ていない
会員たちも私も、試写会の日を楽しみにしている。

　４日後には福井ベル講座の発表会がある。中２日で不調の膝を治して
笑顔で本番を迎えたい。
　こちらはなぎとは打って変わって静謐な純文学の世界。お客様の反応
が今から楽しみである。