人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

韓流クラブ

2007年08月28日 | 友人たち
 密かにクラブを始めた。その名は「韓流クラブ」
 秘密クラブだから会員の名は明かせない。
 韓国俳優とその作品について語るのが、まあ主旨である。ハハ。

 A「大阪に行ってきました。ある俳優のファン・ミーティングです」

 B「ほう、誰ですか?」

 A「その当日初めて見た若手俳優で・・・あっ、これが彼の出世作です」

 B「ほう、それにしても見たこともない人のファンミーティングに何故?」

 A「分からないけど・・・行きたくて」

 B「“韓国”、に反応しましたか」

 A「ええ、どんな人が来るか、出会いが楽しみ。もっと知りたい韓国ドラマ・映画の世界

 B「わかります

 先日Aさんのご自宅で手料理付「第一回韓流クラブ会議」があった時の話。

 「冬のソナタ」で始まった日本の韓流ブームは今も健在で、どんどん新しいヒーローが生まれ、次々に日本でファン・ミーティングを開いているらしい。日本は金になるのである。Aさんは、五十路を越えて、育児も仕事もほぼ一区切りし、この韓流ブームにはまったようだ。
 
 「韓国ドラマ・映画」は、この20年で目覚しく進化し、今や世界の映画祭で大賞を何度も取る成長振り。Aさんは、手元に韓国俳優名欄を持ち、次々と新しいドラマや映画をネットで購入している。その恩恵に与(あずか)る私はと言えば、仕事柄演技や脚色、演出に興味があり、イ・ビョンホンから入って、このAさんのお陰で一挙に、観たかった作品群をDVDで観まくっているわけだ

 観るにつけ、民族性の違い、韓国との歴史上の関わり、北と南、政治の変遷など興味が尽きない。特にテレビドラマでも感じてきた事だが、台詞がいい。説得力のある理論的、哲学的な台詞が韓流の大きな魅力だと思う。ただし連続ドラマの場合、ストーリーの流れは、ひどい時は何年も連続するせいか冗漫さや繰り返し、蒸し返しが目立つ。また、箸にも棒にもかからない安普請の若者向けラブストーリーも多いようである。

 幸いNHKも含めてたった4局しか受信していない私は、ほとんどテレビドラマは観ていない。このところ「オアシス」「ラヴレター」「おばあちゃんの家」「酔画仙」「マラソン」「クライング・フィスト」など韓国映画の話題作ばかり観せて頂いているので、だんだん目が肥えてきた。やはり劇場用映画は面白い。しかしチンタラしたテレビの連続ドラマにも捨てがたい魅力がある。無い物ねだりなのだろうが、アップテンポな展開ばかりが目立つ日本のドラマより、悠長に泣いたり笑ったり、拗(す)ねたり憎んだりして進んでいく韓流に、懐かしさ、いとしさを感じるからだ。感情表現の激しさ、静かなシーンに見せる豊かな表情。昔日常的に目にした人間くささが画面に溢れて思わず時を忘れる。これこそが、中年女が韓流にハマる要因ではなかろうか。少なくとも私はそうだ。
 
 「韓流クラブ」は、実はAさん本人も知らない私だけの秘密だ 会員もAさんと私だけ。韓流に対するAさんの驚くほどの行動力、エネルギーは、仕事と家庭に捧げつくした青春を今取り戻そうとしているかのようだ。少女のようにキラキラ話す彼女と居ると、私までが青春してしまう
 「韓流クラブ」は、私にとって若返りの時間を提供してくれる、稀少な秘密結社なのであるウフ!
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (韓流スターだーいすき)
2007-08-28 13:37:07
韓流スターかっこい~


韓流スターの情報を集めていて自分でもサイトを作ってしまいました


もしよろしければ遊びに来てみてくださいね
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