人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

懐古散歩

2018年06月05日 | 友人たち
 枯れた薬草カミツレは庭に埋めた。
 今我が家はサツキが咲きそろい、カミツレより名高い薬草であるドクダミの白い花(勿論夜も開いたままだ)が最盛期。
 そして梅雨を代表する花、紫陽花も色づき始めている。
 花たちの勢いに押されて、中断していた庭仕事を少しずつでもしようという気になるから不思議だ。

 昨日(月曜)、京都に長年住んでいる幼馴染の昭(アキ)ちゃんが久しぶりに帰敦。
 一日ふたりで食べ、語り、楽しい時間を過ごした。
 彼女が生まれ育った懐かしい本町商店街の散歩もした。

 よく二人でままごとして遊んだ彼女の生家跡。
 昔は店内の中央が吹き抜けになっていて其処に噴水があった大丸家具店(今は衣料なども沢山置いている)。
 オーナーさんは私をご存知だったらしく、飛び込みの二人を快く迎えてくれた。
 昭ちゃんの記憶力は私の比ではなく、何処を見ても思い出が次々と浮かぶ様子だった。
  
 夕食後も夜10時半頃まで話は尽きず、眠くなってしまった(体は正直で困る)私を気遣って彼女は帰って行った。

 まるでタイムスリップしたような一日だった。
 今、汗を拭き拭き話す彼女を思い出し(明日は涼しくなるけれど)、そろそろ扇風機の季節だなと考えている。

 
<最後のカミツレ二輪と紫陽花>

 今日図書館で貸出前の群像新人文学賞受賞作を読み終えた。
 胸をえぐる筆の力に抑え込まれて息も出来ない小説、というものを初めて読んだ。

 

 


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