人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

頭に蓋を被せないで

2024年07月30日 | 徒然
 風のない日は湿気の中で脳がヒートアップしてくるので仕事を一旦止めてチャリ散歩に行く。
 近くに4軒あるマーケットを梯子して涼しい店内をゆっくり散策し、目も頭も元気を取り戻して帰ってくるのだ。
 <で、生ビールが美味い♡>

 仏下院選挙で勝利した左派連合の公約に「生活必需品価格凍結」というのがあった。
 必需品項目は国ごとに違うだろうが、こういう具体的な項目が公約の一つになるところが我が国では少ない気がする。
 <ゼミの抜け殻>

 「普段は見えない医療・介護・配達・ごみ収集などに携わる人々の苦労と有り難さにベランダから拍手を送る市民の姿はグロテクスだった」
という哲学者の書いた記事を見た。
 コロナ禍で起きた現象の事で、団地に住む人々が拍手する姿は、これまで彼らの存在に気づかなかった鈍感さの裏返しにもとれて不気味と言えば不気味だ。

 水俣病、ハンセン氏病訴訟など公害においても同じことが言えるのかも知れない。
 耳目をふさがれ情報を得られない国民のせいで少数派の位置に置かれ続け、多数派の私たちは一致団結して⁉よく分からない事に蓋をしてきたのだ。
 分からないなら「分からない」と声を上げ応援してほしいと被害者の方たちは訴え続けていたのに。

 『水俣病を知っていますか』の著者:たかみね・たかし元新聞記者は、「海に流せば有害物質は希釈されるはず」という企業や環境省側の言い訳に
技術者も科学者も根拠ある回答を探さなかった責任がある、と言う。

 しかし、目隠しされ考えなくて済む状態に「楽」を感じている私たちこそが最大の加害者なのだ。

 暑苦しい話題ばかりになり眼も疲れた。
 <三本立て続けに現れた飛行機雲>

 オリンピックでの号泣シーンはダイレクトに選手の長年の苦労を伝えていた。
 その号泣した選手があまりに強いため、辛い減量に耐え階級を下げて代表権を獲得し、ついに金メダルをつかんだ選手もいる。

 ギアチェンジして、真っすぐに悲喜が交錯するスポーツ文化の世界に圧倒されたい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冷静に学べ | トップ | 人生のリセットボタン »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

徒然」カテゴリの最新記事