人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

人生のリセットボタン

2024年08月06日 | 徒然
 宅急便が届く。
 玉ねぎの皮むきみたいで包装紙剥がしが果てしない。
 あっちのテープを取りこっちの封を切り・・・中身は何なんだぁ?!

 出た~、夏の甘味詰め合わせ!!
 <お気持ち届きました♡感謝>

 扇風機の風が生ぬるくて息苦しい。
 日中は図書館へ避暑も考えるが・・・そこまでチャリで行くのが煩わしくて・・・行かない。
 で、マーケットを散策・・・完璧に暑さに気力を削がれている私。

 でも気持ちだけ元気で、7人で戦う柔道混合団体での韓国銅メダル確定シーンには心から感動した。

 韓国66キロ級メダリストのアン・バウル(30歳)選手は、予選も含めて延長戦が続き何10分も闘う大健闘を連日続けていた。
 その末に敗者復活団体戦でドイツの73キロ級ワンドケイに長―い延長戦を経て敗退。
 この時点で二人ともヘロッヘロの汗みどろだった。

 しかしこの団体戦の勝敗者数が3対3と並んだので、直ぐに代表戦のルーレットが回った・・・ら、なんと汗まみれの二人がまたしても対戦することに。
 会場は「あんまりだ!」という同情でどよめいた・・・が、戦わねばならぬ。

 二人は汗を拭く間もなく延長戦に突入し判断力の限界も超えたかという頃、ドイツ選手が三つ目の指導(=反則負け)を受け、アン選手が勝利!!

 韓国が銅メダルを獲得した瞬間だった。
 この奇跡のような大逆転に会場は「ブラボー」の嵐。

 SNSとやらで物議をかもしている柔道混合団体(日本vsフランス)決勝戦での代表戦ルーレットも劇的だった。
 フランスの英雄リネールに勝てるかもとの期待もこの韓国戦がもたらした儚い期待だった。

 人種など関係なく素直に全力で戦い、素直に傷つき、素直に喜ぶ選手たち。
 
 純粋に全人生を賭ける選手たちを観ている自分を、もう一人の自分が見ている。・・・で、あんたの今はどやねん?と。
 万策尽きて最後の望みに賭けルーレットを回す時、私はリセットボタンを探している気がする・・・情けない。

 今日は原爆記念日。
 
 広島県知事:湯崎英彦氏のスピーチが絶品だった。
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